信州の秋☆
ジーーーっ。
先月終わりにスーパーに並んだ大きな栗を見つめること15秒。
今シーズン初の和栗、買うべきか買わざるべきか。
結果、今回のプチ信州旅行で栗は買えそう食べれそう(期待)でやめました。
相変わらず花より団子、美味しい信州の秋を楽しみに群馬県にある友人の別荘を目指し朝6時半に出発。
車のサンルーフを見上げると雲はあるけど、まぁまぁな青空。
週末の天気はイマイチな予報でしたが、自称晴れ女。
それにこれまでAAご夫妻と4人集まると予報は悪くても天気はもつ、雨予報に反して晴れることばかり(フランスの田舎で一瞬、ゴルフボール級のヒョウが降ったこともあったけど…)なので心配なし!
関越道から上越道へ、軽井沢を過ぎたところで「TSURUYA」(ツルヤ)でちょっとお買い物。
「TSURUYA」(ツルヤ)は、この界隈に来ると必ず立ち寄るようになった長野ご当地大型スーパー。
軽井沢店は場所柄もあって別荘族の方の利用も多いそうで、駐車場に並ぶ車もこの日もほとんど東京をはじめとする他県ナンバーでした。
何が楽しいって、ご当地スーパーなだけに信州産の生鮮食品・果物はじめ、それらの信州産の素材や製法によるオリジナル商品が充実(しかも東京自宅の最寄りスーパーに比べると俄然安い!)で食欲を刺激されまくり。
葡萄の陳列スペースがハンパないね〜と、この季節は毎度驚いてます。
今年は秋刀魚が高いですね…。
岩魚やニジマスが豊富に並ぶところもさすが。
出た、栗♡
しかも名産地・小布施町産。
帰る前に欲しいものなどもざっくりチェックしたところで再びAAご夫妻の別荘を目指してドライブ。
そして到着。
AAご夫妻と会うのは7ヶ月ぶり。
何年もご無沙汰していた訳でもないのに、こんなコロナな世界になってしまって容易に会うこともできずにいたので会った瞬間とても懐かしく、嬉しくなりました。
この後も繰り返し感じることになったのですが、こうして友人や家族に会えること、一緒にテーブルを囲めることは、とても幸せなことなのだと。
さて、まずは再会を祝してランチの乾杯です。
ポルトガルワイン、Quinta do Cruseiro Vinho Verde 2018(キンタ ド クルゼイロ ヴィーニョヴェルデ2018。
ポルトガルワインはたぶん初めて。
なのでVinho Verde(ヴィーニョヴェルデ)というセパージュも初耳。
ヴェルデだから「緑」ってこと?!
ちょっと調べてみるとヴィーニョ・ヴェルデとは、ポルトガル北部のスペインとの国境地帯に位置する、ワイン産地ミーニョ地方の産地名で「緑の地」と呼ばれる自然が豊かな地域で、そこは別荘地としても有名だそう。
おっ、まるで今の私達のロケーションにぴったり!
予想通り「verde」はポルトガル語で「緑」や「フレッシュ」の意味で、完熟前の緑色の葡萄を使って醸造されるワインだと。
味わいは、イメージのままに若くフレッシュ、ほんのり微発泡な爽やかワインで、これまた森の中のランチにはぴったりでした。
そしてお料理上手のマダムAの今回第1弾は栗ごは〜ん♡
密を避けるということでテーブルセッティングも対面しないように交互にセット、しかもテラスのオープンエアのスペースでいただきました。
根菜たっぷりの鶏肉団子の具沢山スープと共に。
栗がゴロゴロ、どこを食べても大きな栗が漏れなく口の中へ入ってくる幸せ。
今シーズン初の栗ご飯を緑の中でこんなに美味しく、おかわり(わがままに栗だけ)までしてすっかり充たされてしまった♡
栗ごはんは大好きですが、皮剥き、下処理を思うとなかなか自宅でできないことを思うと、こんなにたくさんの栗を剥いて作ってくれたマダムにつくづく感謝&リスペクト。
夫「うちも家で食べたいな〜」(ボソッと)
K「・・・」(言うと思った。話を逸らさないと)
K「いや〜、それにしても信州の栗はやっぱりすごい、立派!」
しっかり食べた後、ゴロゴロしないのが私達4人のエライところ?!
腹ごなしのお散歩ウォーキングに出かけました。
秋の花があちこちに咲いていて、改めて日本の秋ってまだこんなに花があるのだな〜と。
うわ、、なんだか1本毒々しいものが…。
粒のサイズはトウモロコシみたいな真っ赤な実。
これは「マムシグサ」と言うそうで、茎がマムシの皮膚の模様に似ているのでマムシグサの名がついたそう。
そう言われると、鎌首上げてるようにも見えてきた…。
道路脇のサルビアは圧巻。
爽やかな空気を吸い込みながら花や草木を眺めながらの秋散歩が心地よい1日でした。
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おまけのブルゴーニュ。
AAご夫妻とも訪れたボーヌも懐かしい。
またいつか4人で行きたい、行こう、ワインな旅☆
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