あずきショコラ☆
パリ東京行ったり来たりな生活を始める以前、偶然パリで食べて驚いたのが「あずきトリュフ」の日仏コラボなチョコレート。
それを買ったお店については記憶が曖昧なのですが、その初めての味とルックスは今でもよく覚えています。
今では小豆ショコラも珍しくないですが、当時の私にはビターなチョコレートに餡子が練り込まれ、ひと口サイズのおはぎのようなルックスのトリュフは衝撃的でした。
そんな遠い思い出を呼び覚ましてくれたのが、コンビニエンスストア「ローソン」で見つけた『ショコアンヌ』。
他のスイーツ商品と比べると近所のお店では、こちらは比較的いつもたくさん棚にあります。
どうやらこの店舗では、そんなに人気はないのかも?!
しめしめ、私としてはラッキーだわ!と行く度に遠慮なく2個、3個ゲット♡
ハイカカオを配合したショコラテリーヌに北海道産あずきを合わせたスイーツ。
思い出のパリのあずきトリュフとは違いますが、そこに通じるこの味。
うん、やっぱりチョコレートと小豆は合う!と確信したのは、先日ご近所レストランのOシェフが、ランチの食後デザートに「新作です」と出してくださったアシェット・デセール(assiette dessert)をいただいた時。
うわっ♡と感激しつつ、どの角度から撮ったらいいのか?!とお皿をぐるぐる回してしまいました。
そのストラクチャーは、ほうじ茶フレーバーのチョコレート&あずき、あずきとミルクチョコレートのガナッシュ、その上にタルトタタン風の林檎。
あずきとショコラ、見ためも味も別人種な二人。
それぞれ全く違った強い個性を持っているのに主張しすぎてお互いをダメにすることなく、掛け算的な魅力となってまとまり、ほうじ茶の優しいフレーバーとタルト・タタンのねっとり食感と酸味がアクセントの一皿はアシェット・デセールならでは贅沢な美味しさでした☆
K「なるほどね。これをヒントに私も家で簡単あずきショコラデザートを作ってみようかな」
夫「どうやって?」
K「例えばフルーツとおはぎのチョコフォンデュとか?」
夫「美味しくなさそう…」
K「うーーん、確かにご飯とチョコが合わないか…。でもせっかく春で何かと新しいこと始めたり、新しい出会いが欲しいからこの春は斬新、ハイブリットなスイーツを探したい♬」
夫「春は、普通に道明寺が食べたいけど」
***************
パリの1枚。
田舎に行くとこの手のレースカーテンはよく目にするけれど、パリで見たらちょっと新鮮でした。
ARCHIVE
MONTHLY