ほんとうのハウンド警部☆
3月5日より東京・Bunkamura シアターコクーンでスタートしたシス・カンパニー公演『ほんとうのハウンド警部』を観劇してきました。
原題『The Real Inspector Hound』(ほんとうのハウンド警部)は、1968年にイギリス・ロンドンで初演されたTom Stoppard(トム・ストッパード)の戯曲。
ストーリー展開が劇中劇の手法だったので、幕が上ると舞台も客席セットになっていて舞台と客席が一体化したような気分に。
今回の私の席は1階バルコニー席の最もステージ側だったので左側には誰もおらずステージに近く、なんともコージー。
しかも主演の生田斗真さんがステージの左側に立つことが多かったので、細かい息づかいも聞こえて♡
つくづく端正なお顔立ち♡♡
いつも通りここではネタバレなあらすじは割愛ですが、そのお話は若い舞台評論家ムーン(生田斗真)とベテラン評論家バードブート(吉原光夫)が観劇に訪れたところからスタート。
彼らが観ている舞台は、別荘を舞台にしたミステリー。
それが徐々に舞台のお話と現実が交錯してきて最後は…!
出演者は7名と少なく、お芝居らしいお芝居で内容的にもセリフの応酬も高尚だったなぁ。なんて感想じゃなんとも陳腐で稚拙ですが、書き過ぎてはネタバレしてしまうので。。
公演後、生田斗真さんが挨拶をしてくれました。
コロナ禍でお越しいただいたことへの感謝と感染対策をしっかりして公演を続けていくというお話に静かな空気感の中、観客からは熱い拍手が起こりました。
ちなみに席は全て1つ空けて観客数が絞られ、
入口では足裏も消毒。
入る際にスタッフの方が声をかけ「ハイヒールの方は踵に気をつけながらゆっくりお進みください」と。
もちろん手指の消毒、検温も実施され、場内換気、入場から退館・上演中も含めマスクの着用マスト(鼻出しNG)等。
休憩時間なかったので飲食も無し。
退出時は案内に従っての規制退場でした。
コロナになって文化・芸術的な楽しみ、エンターテイメントをエンジョイする機会はかなり減ってしまいましたが、やはりそれらのサプリは必要!それらが全くないと心が枯渇してしまうこともコロナになって思い知りました。
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パリの1枚。
誰もいない!と思って朝ランで撮ったポンデザール(Pont des Arts 芸術橋)。
あとで見たら鳥が一羽写ってました。
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