Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

思い出アルバム☆春スキーブログVol.6

(先日からの続きです。もう少しだけ)

嬉しいことに、この春スキーの際は二晩分のディナー予約ができた『ル・ゴロワ フラノ』。

初日とラストデーにお邪魔しました☆

怪我なくこのスキーシーズン終えたことに乾杯!

打ち上げ気分のディナーということで「富良野の森 コース」をいただきました。(前回はル・ゴロワ 定番コース)

すっかり私の中では定番チョイスの甘い坊ちゃんカボチャのポタージュでスタート♬

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夫はクラムチャウダーのようなアサリと野菜のポタージュ。

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冬の取り合わせ前菜は、うすパリっなパルメザンチーズのレースのようなお煎餅のような1枚の下にモリモリの野菜&生ハムのサラダ。

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こちらのレストランでは本当に野菜の美味しさが抜群に素晴らしい!

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パスタは2種類から1つ選択で、この日はチーズorトマト。

二人別々のオーダーがOKだったので、それぞれ酪恵舎モンヴィーゾチーズのスパゲッティ、玉ねぎとベーコントマトソースをお願いしました。

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「俺さ、このレストランは何度か来たことあるんだよね。ロゼワインがすごく美味しいんだよ。迷ってるならロゼにしなよ」

と、私の真後ろから声が聞こえてきました。

と言うか聞く気はないのだけど、テーブルについてから声の大きいそのムッシュの言葉が私の背中に浴びるように聞こえてきまして。

K「真後ろのムッシュ、どんな人?」

夫「どこから見ても冴えないおじさん」

K「ちょっと、、そういう言い方じゃなくて、もっとオブラードに包んでください。それにしても声大きいね」

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そしてそのムッシュは、レストランのマダムを呼ぶと「彼女にロゼワインお願い!」と。

M「申し訳ございません、当店にはロゼワインはございません」

男「えー、嘘。俺去年ここで飲んでると思うけど。あのロゼだよ、ロゼ!」

M「昨年…?昨年もロゼのご用意はなかったと思うのですが…」

男「あのロゼ、美味しかったんだけどな〜。このお店じゃなかったかな。いや、やっぱりここだと思うんだけど」

M「申し訳ございません…」

男「いいや、じゃ赤ワインでいいよ!」

M「赤ワインですといくつかございまして…」(マダムどこまでも親切に説明)

メイン料理は、5、6種類の中から選ぶことができ、私は「牛ホホ肉の赤ワイン煮込み」。

よーく煮込まれてホロホロととろける、おもいきりツボ♡な一皿でした。

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夫「うるさい奴だな。リスト見ればロゼがないのはすぐわかるだろ、アホ」

K「シーー。お口チャックマンでお願いします。ま、最初にメニューをいただいた時点でグラスワインの欄にもロゼはなかったけどね」

K「それにしても声大きいね。彼女にいいとこ見せたいんだろうな〜」

夫「むしろ逆にカッコ悪いんだけど」

K「お口チャックマン!」

夫「はーい」

悪気はなくとも思い込みで話しちゃうと誤解が生じたり、無意識でも静かで小さなレストランで大声を出してしまうと他のお客さんの迷惑になることはあるから気をつけないと!と思った瞬間でした。

こちらは、なかなかワイルドな美味しさだった白糠・茶路めん羊牧場の「仔羊肉の薪火焼き」。

仔羊とは言え、肉質しっかりめで噛みしめるほどに味わい深いお肉でした。

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悩ましく楽しみなデザート、夫は初日に続いて2度目の苺のミルフイユ。

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みかんのスープ仕立てのブランマンジェ♡

マダム敬子さんのデザートはどれも美味しく、いつか盛り合わせでいただきたい…。

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食後は、マダム敬子さんが大事に飼われている馬たちのことや以前ゴロワ があった最近の港区外苑前界隈の様子を楽しくお話しさせていただきました。

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満腹満足で月明かりの下をゆっくり歩きながらホテルへ。

寒かったけれど、春が近づいているせいか寒さの底は抜け出した感じで、迎える春を楽しみに思いながら幸せ気分の夜道でした。

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パリの1枚。

どこのお城?宮殿?と見まごうってしまうほどの豪華な装飾の施されたレストラン“Le Train Bleu”。

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☆Belle et Bonne Blogも絶賛更新中です☆
 
 
<info>
ル・ゴロワ フラノ
北海道富良野市字中御料
0167-22-1123
 
 

KEICO

新潟県の旅館に生まれるも女将にならず、上京、進学、就職、まさかの出逢いと結婚。
約10年間のOL生活の後、2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆


そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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