
Country Captain☆
これ、食べたい!
気になったのは、NYタイムズ(有料サイト)掲載のクッキングレシピ。
その名は、『Country Captain』(カントリー・キャプテン)。
私には初耳単語の料理だったのですが、どうやらアメリカでは普通にメジャーな家庭料理で、特に合衆国南部でポピュラーだそう。
で、どんな料理なのか?百聞は一食に如かず!でトライ。
まずはお鍋でスライスベーコンを炒めてカリカリベーコンを作る。
カリカリになったベーコンをほぐしてレーズンなどのドライフルーツミックスと混ぜる。
これが仕上げのトッピングになります。
玉ねぎをみじん切り。
ピーマン、セロリ、ガーリックをざっくりカット。
それらの野菜をベーコンを炒めたお鍋で炒め、しんなりしたところでカレー粉投入。
続いてタイム投入。
カットトマト(缶詰)を投入。
しばらく煮込みます。
その傍らでか軽く小麦粉をまぶした鶏胸肉(レシピではモモ肉)をバターでソテー。
もちろんいつも通り飲みながら。
この時間が至福♬
チキンに焼き色がついたところで煮込み野菜のお鍋の入れ、この後レシピではこのままオーブンで更に加熱だったのですが、面倒くさいのでそのままお鍋で煮込みました。
煮込んでる間にこの料理「Country Captain」(カントリー・キャプテン)についてちょっと調べてみよう!
Wikipediaによると(以下引用)その起源は、
カントリー・キャプテンは、タマネギとカレー粉が使われたインドの簡素な鶏肉の料理や狩猟の獲物を使うゲーム料理を起源とし、それらの料理はイギリスの将校の舌も楽しませたと考えられている。
一説によれば、香辛料貿易に携わっていたイギリスの船長がチャールストンに寄港した時に町の女性から歓迎を受け、感謝の意を示すために女性たちの下で働く料理人にチキンカレーの作り方を教えたことが料理の起源であり、カントリー・キャプテンは彼にちなんでいると言われている。
カントリー・キャプテンを伝えた船長はおそらくはイギリス東インド会社の人間であり、この料理はインドのムンバイのコミュニティー内で人気を保ち続けている。
料理の名前に含まれる「カントリー」はイギリスではなくインドに由来を持つものに冠されることがある言葉で、「カントリー・キャプテン」は「インドから来たキャプテン」を意味することになる。
また、「キャプテン」は食用の雄鶏を意味する「capon」という言葉が転訛したものだとする説もある。
つまり、アングロインディアン料理(イギリス人の嗜好に合わせて進化したインド料理)から発展した多国籍料理ね!と知りました。
では、いただくことに。
お皿にジャスミンライスを平たく広げて、
上からかけてカリカリベーコン&ドライフルーツトッピング(←これがなかなかアクセント)を載せたら完成。
なるほどなるほど、食べたことがありそうで無い美味しさ。
私の中ではリゾートアイランドの景色が思い浮かぶ料理でした。
引き続きNYタイムズレシピには、あれこれ挑戦の予定です。
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パリの1枚。
セーヌ川観光クルーズがまた密集密接に混み合うのはいつ頃かな…。
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