
Crony☆東麻布へ移転
緊急事態宣言前のことです。
今年2月に港区西麻布から東麻布に移転したレストラン『Crony』(クローニー)へディナーに出かけました。
新しいお店は、ひっそりと裏路地にある2階建の一軒家。
内装はシックでモダン、スタイリッシュな北欧な雰囲気。
デンマークのレストラン「noma」みたい。
(って、行ったことないですけど…)
すでにお客様が多かったので、そんな雰囲気は撮れませんでしたが案内された席からはライトアップされた新緑が見えてキレイ。
久しぶりのゆっくりディナーを楽しもう!な気分が盛り上がってきたところで乾杯☆
移転したことをきっかけにメニュー構成もちょっと変わり、ちょっとずつ色々の全18種少量多皿の1コース。
ほんのり甘い温かい蓮茶でスタート。
甘味がギュギュギュイ〜ッと濃縮された狼桃(トマト)。
藁の薫る初鰹をタルタル仕立てで。
メニューには、「河田ファームの北海道黄金ポムスフレ トリュフ」と記載されていましたが、オーナーソムリエの小澤さん曰く、「港区で一番軽いポテトチップス、“スーパーテクニカルポテチ”」と呼んでいるというポテチはポテチに見えない立体的なオーバル型。
夫「STP ね」
K「DAI語か…」
そのポテチとは薄く軽く紙のようで、中は空洞。
確かにこの形状と食感は、どうやったら作れるのか? テクニカル!
移転前からの看板メニュー「エーブルスキワ」(デンマークの伝統料理)は、引き続きメニューに残ると知り嬉しい♡
今回は、桜海老と蕪バージョン。
春野菜と平貝。
春田シェフのお料理は絵画的に美しい。
目の前でスープをかけていただき完成したのは、
白アスパラガスと桜鱒の一皿♡
シャキシャキ食感の桜型のアスパラが可愛い。
この日もドリンクは、ワインペアリングで楽しみました。
ちなみに現在、Cronyでは東京都からの時短要請を受け5月11日(火)まで営業時間を17時〜20時までの短縮営業で、この期間はノンアルコールペアリングを用意しているそうです。
代表的なエディブルフラワー「ナスタチウム」(キンレンカとも言うそうです)の赤がインパクト!
真紅の花びらの中から現れたのは、蛍烏賊&春キャベツ。
こちらも引き続きメニューの残るという「日本酒のサワードゥブレッド」。
しかも今後はテーブルごとに丸々1個、焼き立てを提供とは!
食べたい分だけカットしてもらい、残りはお土産として持ち帰れるというサービス。
割った瞬間、フワーッと香ばしい&酒粕の香り。
魚料理は、甘鯛でした。
添えられた京都物集女の筍も美味しくて〜♡
気がつけば今年も筍の季節でした。。
肉料理は、仔羊。
ワインは、88年のChateau Talbot(シャトー・タルボ)☆
ひと口で食べることがマストな噛んだ途端にプシュっとソースが溶け出すブルーチーズボール。
ここから続くデザートも6品とはスイーツ好きにはたまらなく嬉しい。
いずれもプチサイズなので6品と言ってもペロリ(^_−)−☆
完熟マンゴーとシャンパンのアイスクリーム。
蓮茶と本みりんのアイスクリーム。
蜂蜜マカロン、塩キャラメル、燻製カヌレ、ガトーショコラ。
ガトーショコラは、エアインチョコのような軽さ。
これらのデザートも専任のパティシエがいる訳ではなく、春田シェフが考案しているそう。
近々東京にも3度目の緊急事態宣言が出そう…という夜のディナーだったので、またしばらく夜の外食を自粛するにあたり、ゆっくりと一皿一皿を味わっていただきました。
移転され益々美味しく、驚きと遊び心が増した感の東麻布のCrony(クローニー)です(^_−)−☆
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パリの1枚。
もう長いこと飛行機雲を見てません…。
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