
南青山 Essence☆
東京都に緊急事態宣言が発令される前のことです。
引越し真っ最中だったある日、ディナーに訪れたのが『南青山 Essence(エッセンス)』。
どうでもいいことですが、2階の「神様ヘルプ・ちゃい九炉」なるお店にも視線が…。居酒屋さん?
中華(料理)が無いと生きていけないっ!
と豪語する夫は、引越しに伴い近所の中華料理店を可及的速やかにチェックしなくては!と。
という訳で、ご近所散策・中華編 第1弾としてお邪魔したのが、ワインと薬膳中華の『南青山 Essence(エッセンス)』。
ただこの日は、二人とも疲れきっていてゆっくりワインを楽しむ気分になれずグビっと紹興酒。
お料理は、ショートコースで。
前菜は小菜6種盛合せ。
タコバジル、クラゲ、ホタテの四川ソース、天草大王(地鶏)、桜鱒、焼豚。
海鮮料理は、海老と青梗菜、小松菜、加賀蓮根の豆板醤炒め。
温野菜に飢えていたので、これはまた嬉しい一皿でした。
二十四節気の薬膳スープ。
軟骨まで食べられるスペアリブに感激♡
薬膳だけあってどのお料理もマイルドで優しく、滋味溢れるお味。
肉や魚は安全・安心な食材にこだわり、野菜は主に足利市の自家農園の手作り直送野菜を使用。
もちろん化学調味料は一切使われていないそう。
肉料理は、黒酢の鶏の唐揚げ。
熱々ジューシーで旨っ!
シメは、汁無し坦々麺。(汁あり・なし、どちらも大好きな担々麺♡)
美味しくいただき、すっかり満たされた後にお店の方にあれこれお話を伺う中でワイン話に。
ワインを謳うお店だけあって、改めてワインリストを見せていただくとグラスでもかなり種類豊富。
お料理に合わせたワインペアリングもオススメだそう。
夫「じゃ、僕に食後に赤ワイン1杯、なんでもいいのでオススメをお願いします」
K「え…」
今から飲むとは思わなかったっけど、いつも驚かされるのは、初めてのお店でワインや料理を何でもいいとお任せできること。
昔スペインで一皿600ユーロ(時価だった)チャージされたこと、日本でも想定外の高いワインを抜栓されたことがトラウマで私にはできない。
その経験を一緒にしてるのにこの人は忘れてるのか?!
でもワイン1杯だからあんなことになる訳ないか…ブルゴーニュの古酒とかならグラスでも…とか思いながら、この人は食べることには寛容だな。。
そんなことを頭の中で悶々と思っているところにソムリエさんが出してくれたのは、アメリカ・オレゴンの赤ワインでした。
(撮り忘れました)
しっかりめのピノ・ノワールで、このワインで黒酢の鶏の唐揚げを食べたらさぞ美味しかっただろうと想像が膨らみました。
そして最後のデザートは、キンカンアイスクリーム。
想像と違い、そのテクスチャーがシャリッとしながもねっとりと粘りのあるユニークな味わいでとても美味しかったです。
緊急事態宣言解除後に改めてワインも楽しみに伺いたいと思います。
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パリの1枚。
アンティーク家具を見ていると欲しくなります。
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