
心謎解色糸♥41年ぶりの復活
帰国早々に楽しみにしていたのが二月花形歌舞伎☆
いつも賑わう木挽町広場ですが、特に今回は昼の部公演に来たせいか圧倒的に女性が多く、
一段と熱気がすごく、大賑わい(◎_◎;)
人が少なければ、コレやってたと思うんですけどね(/・ω・)/
そんな中、「市川染五郎さんもお気に入りの~♪」の声に集まるマダムたち。
そういう私も引き寄せられた一人(◎_◎;)
そして買ったのは"KABUKU~へん"。
どんなものかと言いますと~、
その前に肝心の今回の歌舞伎について☆
今回鑑賞したのは、「心謎解色糸」(こころのなぞとけたいろいと)というもの。
鶴屋南北作で「生世話物」(きぜわもの)と呼ばれるジャンルです。
市川染五郎さんの祖父、松本白鷗さんが染五郎誕生の年に演じて以来、41年ぶりの公演です!
ストーリーは当時の庶民の生活を当時のゴシップ事件なども交えてリアルに描いた
「男女6人江戸恋物語♥」という感じ。
(以下の舞台画像は歌舞伎座の広告看板より...)
赤城家の宝「小倉の色紙」の盗難をきっかけに色紙の行方を思う深川芸者の小糸(尾上菊之助)と
鳶(とび)の左七(市川染五郎)。
赤城家の元家臣・綱五郎(尾上松緑)と糸谷の娘・お房(中村七之助)。
小糸の兄・九郎兵衛(市川染五郎)とお房の姉・お時(中村七之助)という3組の男女が
絡み合いながらテンポよく展開する物語。
染五郎さんが左七と九郎兵衛、七之助さんがお房とお時の一人二役☆
庶民の風俗を「ケレン」と呼ばれる早替わりで何度も見られる視覚的に面白く華やかな演出。
その早替わりの鮮やかさと早さにはびっくりで、まるでマジックのよう★
「イリュージョンby引田天功ねぇ~」なんて言ったら夫から肘鉄(>_<)
一人二人役を演じた染五郎さんと七之助さん。
着物は変わるもののメイクに大きな違いはないので、二役の違いは声色や立ち振る舞い、
しぐさ一つで演じ分け、まったくの別人に!
相思相愛だと思っていた相手の気持ちが自分にないと思い込んだら愛情は一変して殺意に
変わったり、おとなしく物静かに見える女性がここぞの時は自分から告白♡
自分達のダメぶりを大切な子を失くしてから気がつく夫婦...。
男と女、いつの時代でもドロドロしたり、ハラハラしたり、そして意外と世間は狭くて
全く縁のない所で生きてきたつもりでも、実は繋がっている男の女の縁、運命の糸よね~
と思いながら色々楽しめた、とてもメロドラマチックな面白い歌舞伎でした(*^▽^*)
休憩は3回。
それぞれ食事をしたり、お土産を見たり、最後はいつものようにおやつ。
抹茶最中あづき入りをいただく♪
も~♥やっぱり菊之助は綺麗で可愛い、よかったわ~♡と熱くオバサントークを夫に浴びせた
ところで帰宅、早速"KABUKU~へん"をいただきました。
花魁の重ね草履を象ったバームクーヘンなのです♥
上のホワイトチョコに鼻緒。その柄は青海波、麻の葉、市松模様などが描かれ、真ん中には
アプリコットジャムが挟んでありました。
こちらはパティスリーSAKURAのシェフパティシエ・森大祐さんが考案されたものだそう。
ふわふわ過ぎないしっとりしたバームクーヘン生地でアプリコットも上品に甘い美味しい
お菓子でした☆
おまけは「お肌しっとりの香るバスオイル」をBelle et Bonneで(^_^)/~
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