
茶洒 金田中☆
中華料理無しでは生きていけない(と思ってる)夫につき合って最近のご近所パトロールは中華続き。
たまには私にもつきあってよ~!
と、やってきたのは、コメントでSさんに教えていただいた表参道にある『茶洒 金田中』(サーシャ カネタナカ)。
「茶洒」最初はなんと読むのだろう?と思ったのですが「お茶を洒脱に喫む処(飲むどころ)がカフェ」と言う意味を込められたものだそう。
美しい苔の庭を眺めがら食事や甘味をいただける素敵なシチュエーション。
こんなところにこんなお店があったとは知らなかった。
素敵ね~と思いながらランチセットからのメニュー選び。
セット内容は、まず季節の前菜があり、その後にメインとして小丼や小鍋、饂飩や蕎麦などこの日は12種類の中から2つの料理を好きに組み合わせると言うスタイル。
メイン料理2つと言ってもハープポーションなので食べやすいボリューム。
夫「ここで俺ちょっと浮いてない?」
K「え?」
夫「お客さんがみんな女性で男は俺だけ? あ、一人いた。男二人だけなんだけど」
そんなことないよ。それに周りは全然あなたのことを見てないから大丈夫。
と言ってあげたいと思ったけれど明らかに浮いてる。
12時を過ぎた頃に8割ぐらい席は埋まり、この日のお客さんはほぼ女性。
年齢層は幅広く、20代から70代?くらいで二人組または3、4人での女子会、マダム会状態。
そんな中でランチスタート。
ほんのり温かいえんどう豆のすり流しは豆味濃厚、中には更に色濃い蓬麩が入っていました(左)。
もうひとつは、ぷるぷる食感の白胡麻豆腐。こちらは木の芽味噌ソース添えで(右)。
う〜ん、美味しい♡
予約無しでブラっと伺った私達は、真ん中で向き合うカタチで座る席を案内され、こうして私は外のお庭を見ながらの食事ですが、夫は雛壇式に並んで座っているお客さんたちを見ながら。
K「女子大で講義する教授気分でいいじゃん」
夫「おばちゃんもいます」
K「・・・。失礼だよ。お口チャックマンでお願いします」
私の選んだランチセットは、東丼(黄身醤油の鉄火丼)と、
胡麻だれの冷たい稲庭うどん。
キュッとしまった稲庭うどんにシャキシャキの九条ネギが美味しく、サラっとしながら味わいの深い胡麻だれ。
普段あまりマグロを食べない私が珍しく選んだ東丼でしたが、美味しくて悶絶。
ハーフではなく大盛りでいただきたい!な気持ちでペロリ。
夫「やっぱり浮いてるな、俺」
K「うーん、本日お集まりの皆さんとは人種が違うって言うより、あなたは違うホシ(惑星)からやってきた宇宙人ってところかな。ププ」
夫「・・・」
夫「お、でもこの肉は旨い♡」
と、美味しそうに食べていたのは万葉牛(サーロイン)塩山椒焼き&ご飯。
それと大山どり親子丼。
更にランチセットにはデザート&ドリンク(抹茶またはコーヒーから選択)付き。
デザートは桜の嶺岡豆腐だったのですが、「豆腐」のイメージとは違って生クリームたっぷりのミルクプリンのようで想像以上に食べ応えあり。
初めはデザートは別途アラカルトで追加するつもりだったのすが、ゆっくりいただいたこともあり程よく満腹。
そして何より落ちかない夫をこれ以上拘束するのは無理だったので今回は諦めました。
K「今度(緊急事態宣言解除後)S子たちと来ます」
夫「それがいい…」
K「あなた14時からTさんと約束でしょ。それまで表参道ショッピングでもする?その後私は帰るから」
夫「一度家に帰る。そもそも緊急事態宣言中なんだから意味なくぶらぶらしてちゃダメでしょ」
K「確かに。。それにあなたは早くホシに帰らないとね」
夫「・・・。」
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パリの1枚。
女子会ブランチで盛り上がるパンペルデュ(フレンチトースト)。
食べに行く?と誘っても日本男児な夫たちは不参加なことが多い。
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