
益々Mimosa☆
ご近所散策中華編・第6弾は、港区南青山にある老上海中華料理の『Mimosa』(ミモザ)へ。
と言っても、このブログではすっかりお馴染みの以前から大好きなお店。
引越しが決まって夫が最初に発した言葉は、
「何が嬉しいってミモザに歩いて行ける〜っ。最高!!」
それは過言ではなく本当に夫は『Mimosa』(ミモザ)の、南俊郎シェフのお料理を愛してやみません…!
という訳で引越し等の近況報告と今後はこれまでに以上に足繁くお邪魔させていただきたく!と、ご挨拶の後、ディナーのスタート☆
こちらにお邪魔する楽しみの一つは、比較的難しいと言われる中華料理に合うワインを体験できること。
ここで知ったワインのいくつかは後日自宅用に買うこと度々です。
今回の1本は、オーストリアの白ワイン、Johannes Zillinger(ヨハネス・ツィリンガー)の Parcellaire Blanc(パルセレール ブラン)というもの。
セパージュは、ヴェルシュリースリング70%、シャルドネ30%ぐらいだそう。
お料理は、お任せコース。
(現在は、お任せコース1本のみでの営業だそう)
前菜は、対馬地鶏、中国干絲(干し豆腐)、叉焼、アスパラの4種盛り。
旨っ!!
大皿シェアの取り分けでいただくのも楽しい中華ですが、このご時世なので、こうして一人分一皿にまとめていただくと食べやすい。
フカヒレと金華ハムの湯葉包み。
繊維が太く、臭みなどが全くなく、丁寧に時間をかけて下処理されたことを感じる美しいフカヒレ。
スープは干し貝柱が効いてて、どこにも引っかかりを感じず、サラ〜っと飲める澄んだ美味しさ☆
干し肉と葉ニンニクの炒め物。
旨味の凝縮したお肉がたまらない!
味はしっかりしているのに塩辛くなく、この日のオーストリアワインに合う合う☆
魚料理は、ハタの揚げ物を紅油醤油で。
甘じょっぱいソースというかタレは、思わず白いご飯にかけて食べたくなる…!
肉料理は、皮付き豚バラ肉と茸の豆豉煮込み。
このお料理には、白ワインは負けそう、合いそうもないということで、グラスでオススメをお願いしたところ、ソムリエールの近藤さんが合わせてくださったのは、なんとイタリアの「マルサラワイン」。
マルサラ酒と言ったら我が家では料理酒、調味料として使うことが圧倒的で、食事に合わせて、しかも中華料理と一緒にいただいたことがなかったので驚きました。
でも飲んでびっくり!
その味わいは、かなり紹興酒っぽい。
紹興酒とシェリー、さらにブランデーのような要素もあり、かなりパンチのある味わいで、味がしっかりした料理に負けない。
滋養強壮剤っぽさも感じ、1本飲みきるのは私には難しいワインだと思いましたが、グラス1杯程度なら最後まで楽しめる感じです。
そして言うまでもなく(言いますけど)この肉料理とはボン・マリアージュでした☆☆
シメは冷やし担々麺。
おもいきり感じる白胡麻ですがクドさはなく、後味さっぱり。
味変に搾菜、XO醬、醤蘿蔔(ジャンローポウ)をお好みで入れながら。
デザートは、陳皮のアイスクリーム。
マルサラワインで一気に酔いが回ったらしく、サービスでいただいた食後酒は失念…。
とても美味しく充実のコース料理に満腹満足。
夫「中華はなんでも好きだけどさ〜、こういうシンプルだけど素人には絶対できない手間暇かけて丁寧に作られた料理が一番好き!!ご近所さんとは本当に最高♡♡明日も来る?」
K「明日はちょっと…」
夫「じゃ、いつ?いつ?」
K「・・・。」
とにかく今後は益々お邪魔することが増えること間違いなしのMimosa(ミモザ)です。
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パリの1枚。
雲ひとつない日。
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