
le pépin☆お花屋さんみたいなルペパン
ご近所パトロール中、フランス語で「種」を意味する『le pépin』(ル ぺパン)というお店前で足止まる。
場所柄ヨーロッパブランドの多い界隈、こちらもフランスメーカー?でもパリでは見たことないけれど…。
ならば入ってみよう!
と、初めて伺ったこちらのお店は、日本・神戸発のチョコレートハウス「モンロワール」が東京限定商品取扱店としてオープンさせたチョコレートショップだそう。
お店の公式サイトによると、そのコンセプトは、
フラワーショップからインスパイアを受け
花が生み出す彩りのあるくらし豊かで幸せな時間を
おいしいショコラでお届けしたいという想いから誕生しました。
フラワーショップへ来たときのような
色とりどりのショコラに胸が高鳴る
ショコラティエこだわりの一粒に
芳醇で繊細な香り、優しい口どけとやわらかな甘さをとじこめました。
ル ペパンはフランス語で“種”のこと。
大切な人と過ごすひとときも何でもない一日も
小さなショコラが幸せのタネとなり大きく花開きますように。
フラワープリントが可愛く、華やかな印象のガナッシュ色々。
それぞれつけられたネーミングも花に因んで、
オレンジ&ホワイトチョコの「ひまわり」、ロイヤルミルクティー&ミルクチョコの「バラ」、プレーン&ダークチョコの「サクラ」、キャラメル&ミルクチョコの「マリーゴールド」、カフェ&ミルクチョコの「アネモネ」、抹茶&ダークチョコの「アサガオ」などなど。
お花に因んだ商品のあれこれは花より団子な私には、お花屋さんにいるより気持ちはアガる!?
チョコレートをサンドしたサブレクッキーは、花びらモチーフだったり、
小さなカカオポット型のチョコ7粒を巾着に包んだ種モチーフのチョコレート詰め合わせだったり、
中でも気になったのは、そのルックスがチュッパチャプスみたいな棒付きのボンボン。
これをいくつか束ねるとブーケに☆
という訳で、まずはブーケチョコのFLEURS DE BONBONS(フルール・ドゥ・ボンボン)を。
抹茶&アーモンドペーストを抹茶コーティングした「Matcha 」、ミルクチョコ&ヘーゼルナッツをミルクチョココーティングした「Milk」、ストロベリーチョコ&アーモンドペーストをストロベリーチョコでコーディングした「Strawberry」2本ずつ。
それから食後にウイスキーと一緒に楽しみたくて買ったのが、「BRANCHES D’ORANGER」(ブランシュ ドランジェ)。
砂糖漬けのオレンジピールをチョコレートコーティングしたOrangette(オランジェット)は、大好きなお菓子。
ネーミングは、これまたお花に関連してBranches(ブランシュ)=「小枝」。
楽しみに箱を開けると、あれ?お店で見たときより色が明るめ?!
ちゃんと確認せずに買ってしまったのですが、食べて納得。
私の中では、オランジェット=ダークなビターチョコ、ブラックのイメージだったのですが(パリではそれがスタンダードだと感じますし)、こちらはミルクチョコ。
なるほど、以前日本ではチョコレートシェアはビターよりミルクの方が多いと伺ったことを思い出し、納得。
オランジェットがミルクとは、私にはある意味ちょっと新鮮。
甘く、マイルドで食べやすく、ウイスキー合わせというより紅茶などの方が良さそうです。
それと今回ちょっと嬉しかったのが、お店の方がサブレクッキーをおまけプレゼントしてくれたこと。
入店した瞬間から笑顔の親切対応につくづく日本の丁寧接客に感心。
この親切さにズブズブに慣れてからパリに行くと、毎度崖から軽く突き落とされた?!みたいな気になる訳で。でもそれにもまた慣れると突き落とされ加減も笑えるわけで。日仏文化比較は飽きない。
イチゴ味しっかりなクッキーは、サクサクと美味しく、これまたちょっとしたお持たせプレゼント、実家帰省の際の手土産にもイイね!と思いながら美味しくいただきました。
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パリの1枚。
友人たちは皆ヴァカンスに出発したそう。
静かな8月のパリ。
Bonne vacances☆
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