
パブロフ☆ Patisserie Pavlov
初めていただいたのは、お世話になっているTさんから、フランス・アルザス地方の伝統菓子なクグロフ型で焼き上げたひと口サイズのパウンドケーキでした。
あのお店が、ここにもあったとは♡
と、立ち寄ったのは、神奈川県の横浜元町で誕生したパウンドケーキ専門店「Patisserie Pavlov」(パティスリー・パブロフ)六本木店。
いくつかのお店が集まる六本木ヒルズノースタワーB1Fフロアの中で、一際乙女&クラシックな雰囲気が目を惹く店構え♡
パブロフといえば、犬!?
ふと頭に浮かんだのは、
「パトラッシュ、疲れたろう。僕も疲れたんだ」
と悲しくも温かいシーンの名台詞が印象的な「フランダースの犬」。
いや、待てよ、、あの犬種ってパブロフ犬だったっけ?
そもそもパブロフって犬種?
フランダースの犬は、セントバーナードでは?
これまで気にしなかったことや、どうでもよかったことが突然気になる瞬間があります。
というわけで、ちょっと調べてみると諸説あるようですが、実は「ブービエ・デ・フランダース」という犬種らしいです。
ただ日本のアニメでは、白と茶色の大型犬に日本犬を足したようなオリジナル犬として描かれているというのが通説だそう。
お店のオフィシャルサイトによると、実際店名の由来は「パブロフの犬」でした。(ちょっとびっくり)
パブロフの犬は、ロシアの生理学者イワン・パブロフが行った、犬の条件反射の実験結果から名付けられた言葉。
お店の名前は、あの有名な実験「パブロフの犬」から。
一度味わっていただいたら、
その名前を聞くだけで口の中にふわっと甘い香りが広がる・・・
そんなケーキをお届けしたいという気持ちを込めました。(オフィシャルサイトより引用)
パウンドケーキと聞くと、日持ちのする焼き菓子で、モノによってはちょっとパサついた食感だったり、ルックスもシンプル&地味なイメージ。
ですが、こちらのお店にはパウンドケーキの他に生ケーキのように美しくデコレーションされた『生パウンドケーキ』なるものがあります。
どれも美味しそうで迷いがちな私にはピッタリな「生パウンドケーキアソート」(六本木店限定)に即決☆
ひと口サイズで7種類のアソートとは、なんとも楽しそう。
最近パープル好きな私としては、持ち手の紫が嬉しくなったショッパー。
コロナ禍の今、ほんのちょっとした瞬間に気持ちが好転することがあるあるですが、そんな一瞬を更に大事にしたいと思う今日この頃です。
あら、ボックスを留めたシールがフレンチブル♬
と、そんな細部からも喜びプラスだった「パティスリー・パブロフ」♡
どれからいただきましょう?
丁寧に1つずつ、いや、2個ずついただくことに。
手前が柑橘の「シトラス」。
うわっ、なるほど♡ 確かにパウンドケーキでありながらも生ケーキっぽさも感じる絶妙なテクスチャーは、重過ぎず軽過ぎな良きバランス。
こちらは、「クレーム・バニーユ」。
シンプル故にバニラの風味、生地の美味しさが際立つ。
ちょっとフライング気分の秋味「モンブラン」♡
さっぱりと「シャインマスカット」。
夏らしく「メロン」。
ピスタチオとベリー系はゴールデンコンビな「ピスタチオ フリュイルージュ」☆
そして最後にいただいたのは、「ショコラ オランジェ」でした。
これまた生地とフルーツトッピングのバランスが抜群。
ちょっとずつ色々で、それぞれが全く違った味わいなので飽きることなく、いただくのがとても楽しかった「生パウンドケーキアソート」でした。
お持たせはもちろん、次回はこちらのグラスデザートも食べたみたいです。
パウンドケーキにたっぷりのシャンティクリームと季節のフルーツをふんだんに使った「ヴェリーヌ」シリーズ☆
エテ(夏)の今は、シャインマスカット&メロンです。
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パリの1枚。
この夏は比較的涼しかったようですね〜。
そんな夏、ヴァカンスもそろそろ終わりな雰囲気かなと。
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