
BARBERA☆LORENZO No3
なんだか香水みたい?!
それにしてもちょっと大き過ぎる。
重い!
これは香水ではなく、
1894年にロレンツォ・バルベーラ氏によって創業されたイタリア・シチリア州パレルモのオリーブオイルメーカー『BARBERA』(バルベーラ)のオリーブオイル。
我が家の料理は、比較的何にでも仕上げに、追いに、もこみち気分(速水もこみちさんのお料理レシピにはオリーブオイルが頻繁に使用されてます)でオリーブオイルを使います。
なので購入する際は、2、3本単位ですが(こちらは1本500ml)結構あっという間に無くなります。
『BARBERA』(バルベーラ)は、歴史あるオリーブメーカーで、1900年のパリ万国博覧会、1904年のセントルイス万国博覧会それぞれで金賞を受賞して以降、世界的にその名を知られるようになったそう。
創業から120年経った今も家族経営を守り、創業者から受け継いだオリーブオイルにかける情熱と品質へのこだわりをもって高品質オリーブオイルを造り続けていると。
ここしばらくコメント等で教えていただいたスペインのオリーブオイルをリピートしていたのですが、今回久しぶりにイタリア産(しかも大好きシチリア州にこだわって♡)を使いたくなり、こちらを選んだ次第です。
いくつか種類がある中で、マイルドでソフトな口あたりだという『LORENZO No3』(ロレンツォNo3)をチョイス。
早速味見。
確かにクセがなく、オールマイティーに何でも使えそうな印象です。
説明によると、わずかに胡椒の後味が残るということですが、私の舌では言われてみれば…な程度でピリッとくるレベルではありません。
料理的には、サラダ、魚料理、フレッシュチーズとの相性が特に良いそう。
という訳で、アサリたっぷりのボンゴレパスタを作ることに。
枝豆&パンチェッタ入り。
仕上げに、購入した LORENZO No3(ロレンツォ)を回しかけて完成。
とても香りも良いオリーブオイルで、枝豆の青い香りとも重なって美味しくいただけました。
魚介と相性が良いというオイルなので、カラスミ&青唐辛子のピリ辛パスタにも使ってみました。
カラスミがマイルドに、味の厚みが増しました。
今日はニンニクたっぷりの自家製バジルソースに万願寺とうがらしのパスタで。
仕上げのオイルが美味しいと風味が増し、お料理の味もアップ!?
そういえば、私のオリーブオイル人生で(大袈裟な…)これまで一番衝撃だったのが、スペイン・バルセロナでカタラーナのようなスイーツにオリーブオイルがかかったもの。
表面にちょろっとかけた感じではなく、やや深めのお皿にオリーブオイルたっぷりで、その中にカタラーナが浮いてる的なデザート。
オリーブオイル好きなので、ついスープのように何口が飲んでしまった結果、午後の市内観光ではお腹がもたれてしまいました…。
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パリの1枚。
オーブンから取り出したばかりのホカホカをいただく朝ごはんのマドレーヌは至福。
それがパリだと余計美味しく感じてしまう。。
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