
MALINS☆フィッシュ&チップス
結婚後、揚げ物ラバーな夫に引っ張られ(!)私もどんどん好きになっているものが…。
それは、イギリスを代表する料理、国民のソウルフードと言われる伝統的ファストフード『フィッシュ&チップス』。
今日は朝から曇っている…そんな日に無性にフィッシュ&チップスが食べたくなりました。
もしやこれは、その昔ロンドンの寒空な曇天の日に食べた思い出が重なるからかも。。
K「無性にフィッシュ&チップスが食べたいです!!」
夫「え〜、君から揚げ物リクエストとは珍しい。喜んでつきあいます♡」
と言う訳で、以前からその噂を聞いていたフィッシュ&チップス専門店『MALINS』(マリン)西武渋谷店で、ランチをいただくことに。
(7年前に六本木(本店)にオープンし、渋谷西武百貨店には昨年末オープン)
こちらのお店は、1913年に英国に設立されたに英国・国際フィッシュ・アンド・チップス協会(The British National Federation of Fish Friers)の役員を顧問に迎え、同協会より正式認証を受けたアジア初で唯一のお店だそう。
ランチセットメニューの中から「フィンガーフィッシュ&チップス」をチョイス。
ソースは、マッシュピース、タルタル、グレイビー、カレーから選べるということで、タルタルに。
フィンガーとは言え、思ったより大きく太め。
まずは、その揚げたてにレモンをキュっと絞り、タルタルたっぷりで頬張る。
うまっ♡
これこれ、この感じ!
と言っても本場イギリスでは数回しか食べたことがないので経験も浅く、うんちくなども全く語れませんが、この衣が独特だな〜と思います。
日本の天ぷら、唐揚げ、コロッケとも、フランスのパネ料理やイタリアのフリットとも違う独特の厚みとサクサク感、もっちり感のある衣 。
そんな衣にツーンとくるほどのモルトビネガーをかけていただく。
夫は、「スペシャルレギュラーフィッシュ」をチョイス。
ソースはグレイビー。
フィッシュ&チップスの「フィッシュフライ」には、タラが多く使われていますが、こちらのお店では、北海道・知床の羅臼漁港と特別提携し「マダラ」を中心に仕入れて調理しているそう。
率直に魚が美味しい!と感じました。
これにはビールと言いたいところですが、車ですし、まだ緊急事態宣言中ということでドリンクは、ジンジャービア。
吟味された素材で丁寧に作られた感のカラっと揚がったフィッシュ&チップスは食べた後、全くもたれる感じや揚げ物食べ過ぎな苦しさもなく、これはデザートもいけそう♡
と言うわけで、お店の方のイチオシメニュー「スティッキートフィープティング」を。
キャサリン妃の好物としてもよく知られる、これまたイギリスの伝統的スイーツ。
デーツを使った蒸しケーキで、その上に茶色い、ねっとりとしたトフィーソース。
それによく合うバニラアイス添え。
イギリスに詳しくない私が言うのもおこがましいけれど、これはかなりオーセンティックなのではなかろうか♡
K「この素朴な作り、ガツンとくる甘さ、いかにもアングロ・サクソン系スイーツ」
夫「プっ!」
K「(私としては)毎日は食べれないけど、これは時々食べたくなる♡」
ハリーポッターの冬休み!?みたいな気持ちになりました。
そんなスイーツにはやはり紅茶が合いました。
というわけで、すっかりフィッシュ&チップス欲求は満たれ満腹満足。
帰宅後お店の公式サイトをチェックしてちょっと驚いたのが、パリ8区=パトロールエリアにもお店があること。
マドレーヌ寺院から近い、よく知る場所です。
という訳で、そのうちパリで食べるかも!?
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パリの1枚。
今頃グランドエピスリー(ボンマルシェ)のトラックには何が…?
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