ご活躍を祈って☆光仙
寂しくなる…!
この夏、飛び込んできたニュースにまずは軽いショックを受け、そして寂しさに襲われ、徐々に冷静になったところで、その門出を祝い、気持ちよくお送りしたい!という気持ちになりました。
というのは、パリで出逢い、これまで親しくさせていただいてきた友人夫妻が来月日本を離れることになったのです。
という訳で引越し等の忙しい中、お時間を作っていただき、壮行会ディナーを開催☆
場所をどこにするか夫婦会議。
出逢ったパリに因んでフレンチ?
4人が大好きなイタリア、イタリアンにする?
中華、これは今回はやめておこう。
やっぱりしばらく日本を離れるとなると和食でしょう!
という訳で、1日1組限定ディナーの『京料理・光仙』になりました。
(店内にはいつも素敵な美術品が飾られている、このブログではお馴染みの一軒)
たまたまこの日の午前中、東京美術倶楽部で開催された「第二十一回東美特別展」(Special Triennial Tobi Art Fair 2021)へ行き、古美術、茶道具、近現代美術、刀剣などなど美術館級の作品の展示・販売の見本市に伺った後だったので、光仙店内に飾られた美術品を観る目もちょっと変化が?!
(東京美術倶楽部オフィシャルサイト→ https://www.toobi.co.jp )
(↓東美フェアの1枚)
さて、4人でこうしてゆっくり会うのも久しぶり。
まずは、フグの白子豆腐でスタート。
焼いたフグヒレの香ばしい香りがふわっと、そして添えられた柚子酒でさっぱり。
食べ終わり、女将さんにその御膳を外していただくと、下にはルッコラのサラダが。
蟹味噌酢ソースをかけていただき、
ルッコラの中には、毛蟹、ウニ、イクラ シャインマスカット。
なんとも贅沢なサラダ☆
京都の松茸と焼き鱧のお吸い物。
松茸の香りが素晴らしくて幸せの目眩♡
いつまでもクンクン嗅いでいられる気が…。
好きなので外国産も含めて、この時期あれこれ松茸はいただきますが、京都の松茸はつくづく別格。
お造りは、伊勢海老、大トロ、ミル貝、アコウ、そして牡蠣&鱧は雲丹醤油添えで。
白身魚好きとしてはアコウの弾力とコリコリ度に悶絶♡
お鮨は河豚(昆布のせ)と中トロ(紅葉おろしのせ)。
シャリが硬めのアルデンテで、お米一粒一粒を感じました。
お鮨には全く詳しくないのですが、米どころ出身としてはお鮨の美味しさはネタも大事ですが、シャリはかなり重要で、ネタの大きさやユニークさだけに騙されてはいけない…とか思う。
ホタテ&銀杏のこのわたバター、焼きナス、粟麩のノドグロ巻き。
このわたソースは日本酒が進む♬
フカヒレ、アワビ、伊勢海老、海老芋の魚貝蒸し。
とろけました♡
シメのご飯は?と楽しみに蓋を開けると、
松茸&イクラ!
言うまでもなく、とびきりな美味しさ(^▽^)
更に嬉しいことに帰りに松茸ご飯のお土産つきに。
デザートは、生姜がしっかり効いた麹水飴と海ツバメの巣のレンコン餅。
ツバメの巣は食べる美容液とも言われる女性には嬉しい素材♡
食事中も話題は尽きず、あっという間に愉しく美味しい時間は流れました。
これまで本当にたくさんの思い出を重ねてきた友人ご夫妻と簡単に会えなくなるのはやはり寂しいですが、一生のお別れではありませんし、落ち着いたら絶対会いに行きます!
そしてお互いこれからの人生で、どこにいようと気持ちはしっかり繋がっていたい、繋がる!と強く願ってお開きとなりました。
お二人のこれからの益々のご活躍、ご多幸を祈ってます☆☆☆
それにしても日本の秋、和食は美味しい!な夜でもありました。
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パリの1枚。
パリでディナーの後、腹ごなしに歩いて帰ることは多い。
ほろ酔い気分でセーヌ川を渡る〜。
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