
コロナ禍の成田空港☆
お台場行こう!首都高グルグルもう1周どう!?
若く、まだ運転免許もなかった頃は夜の都内ドライブは大好きでした。
都心の夜景の美しさに見惚れ、車内に流れる音楽も気持ちよかった。
が、年も重ね、運転免許取得後は夜のドライブは、あぶね、あぶねぇと怖い。
暗がりの中に黒コートの人物は見えづらく、普段走り慣れない道路は助手席にいても緊張感感じまくり。
夫「おい…こんな東京の真ん中、銀座に来させられてるけど…」
K「大丈夫。うちのナビ男は優秀、デキル子だから信じて間違いはない。きっと他のルートはここよりもっと渋滞しているってこと。ナビ男を信じて運転!」
夫「どうかな…。時々とんでもないバカなルートを示すけど」
と、喧騒の銀座を抜けて東関東自動車道に入りまいした。
普段の交通量と比べて多いのか少ないのかわかりませんが、そこそこの交通量では?と思いながら進み、一際明るい東京ディズニーランド前を通る頃にはだいぶ車は減っていました。
というわけで、目指したのは成田国際空港!
成田に向かうのは何年ぶり…?
コロナ云々以前にフランスはじめ海外へ行く際は、ほとんど羽田空港利用になってしまっていたので、とにかくこの道路や眺めも久しぶりでした。
改めて遠い…と感じる一方で、昔はその遠さ、成田に着くまでの間に友達とはキャッキャッと盛り上がったり、旅行への気持ちを整えてワクワクしたなぁと懐かしさも込み上げました。
到着。
空港周辺にほとんど人影はなく(見かけたのは警察の方だけ)、空港の中へ入ると誰もいない。
いない、
いない…。
夜という時間帯もあるでしょうが、お店、飲食店も全て閉店。
K「怖いくらいに誰もいない…」
夫「出発案内板に何も出てないけど大丈夫?」
どうでもいいことですが、最近では電子版になった出発案内板ですが、その昔パタパタパタと音を立てて表示が変わるシーンが好きでした。
案内板表示に一機も飛行機がなく、誰もいなかったのは北ウィングでした。
私達が目指すのは、南ウイング。
南へ行くと案内板には1つだけ案内があり、チェックイン待ち行列ができていました。(ホッ!)
そこにやってきたのは、ルンバ(自動掃除機)かと思いきや、セコムの自動パトロールカー。
がらんとした静かな空港内を小まめに動き回ってなんだかシュール…。
さてさて今回成田空港になってきた目的は自分達の渡航ではなく、海外赴任する友人夫妻の最後のお見送りのためでした。
静かな空港の中で淡々と進むチェックイン手続きを見守りながら、こんな風に世界中の多くの空港もコロナでその機能が停止に近い状況になったことを思うと、つくづくコロナの威力、怖さも感じました。
明日見る朝日は今日までとは違う新しい太陽、そこから始まる新しい1日、生活、人生にワクワクする国際空港。
また私もそんな気持ちで旅立てる日が早く来ることを祈りなら、友人夫妻のこれからの新生活でのご活躍とご多幸を祈って、Bon voyage(ボン・ヴォヤージュ)!なお見送りでした。
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パリの1枚。
成田からの帰り道は、待ってろよ、パリ!な気持ちが強くなった…!
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