秋のコンフィチュール作り☆
海辺のセカンドハウスへ行くと、ちょうど庭師さんが手入れを終えた後で、お庭はとても綺麗な状態でした。
枝垂れモミジは紅葉し始め、庭にも深まる秋、季節を実感。
去年植えたミモザは、噂どおりどんどん大きく育ってます。
次の春にはどれだけ咲くのか?と今から楽しみな茂りっぷり。
そしてミカンは、鈴なりにちょうど色づき始めた様子。
今シーズンはサイズ大きめに育ってます。
庭師さん曰く、徐々に果樹園と化してきたこの庭では、今年も柿が大豊作だったそうですが、もう跡形も無い…。
例年どおりいち早く食べ頃を感知した鳥たちが食べ尽くしたそうで、柿の木はスカスカ。
そして花梨(カリン)も豊作で、先週ぐらいをピークに実がボトボト落ちてしまったそうですが、庭師さんがいくつかキープしてくれていました。
というわけで、緊急企画「花梨コンフィチュール作り」☆
(そういえば今年の夏は夏のコンフィチュール作りとしてブルーベリージャムを作るつもりでしたが、できなかったのでリベンジ気分で!)
花梨コンフィチュールは過去にも何度か作ってはいますが、思えば久しぶり。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/confiture.html )
作り方はいたって簡単。
花梨はすっかり熟していたのでその表面は蜜のようなものが出てややねっとり。
カチカチなので、まずはレンチンして少し柔らくしたところでカット。
すっかり忘れてましたが、花梨って結構種が多いので驚きます。
中からボロボロ出てきます。
大豆のような赤黒い種です。
その種がコンフィチュール作りのキモというか濃厚ペクチンの素☆
種だけを最初に煮て、
その後に実を投入して、更に水を加えてコトコトと煮込むこと30分。
漉します。
茹で汁に砂糖を加えてアクを取りながら煮込むこと約30分。
次第に赤色が増してきて、とろみも出てきました。
その傍らで瓶の煮沸。
という訳で綺麗な赤色で完成。
白カビ系またはウォッシュ系チーズに添えていただきたいと思います。
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パリの1枚。
パリでは自宅でも毎日フレンチですか?
と尋ねられることも度々ですが、とんでもない!
餃子とか普通に食べてます。
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