
祝二つ星☆クローニー
先日発表された「ミシュランガイド東京 2022」で、港区東麻布にあるお気に入りレストラン『Crony』(クローニー)が一つ星から二つ星に昇格☆☆
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-1374.html )
という訳でお祝いディナーにお邪魔しました。
おめでとうございま〜すな乾杯でスタート。
オープンしてすぐに一つ星、そして5年という早さで二つ星に。
今年2月にお店を西麻布から移転後、より一段と大人シックな素敵レストランの雰囲気となり、僭越ながら春田シェフのお料理は益々美味しくなったことを感じておりました。
今回もそのプレゼンテーションは美しく、食べる前に眺める時間が楽しいお料理ばかり。
「早く食べなよ、泡が消えちゃう!!」
と、焦せらせるのはいつも通り夫。コムダビ…。
肉厚な大きな帆立貝と紅玉のタルト、そのあとはスペシャリテのポテトチップス「スーパーテクニカルポテチ」。
白薔薇のような蕪とタラバガニのタルトレット。
今回のエーブルスキワは、牛頬肉とブロッコリー。
4種類の人参を使った一皿は、生の人参の美味しさと、
その中に潜んだ甘く、ねっとりテクスチャーのボタンエビのハーモニー。
雪国のかまくらを連想した白いムースは、カリフラワー。
その下にはアオリイカ&キャビア。
一見アオリイカとキャビアが主役になりそうですが、いただいて強く感じたのはカリフラワーのアピール力☆
ところで好きなレストランが星を獲得するのは嬉しいことはあるのですが、個人的には星の有無は食べ行くにことに関係ないかな…というのが正直なところ。
好きなお店には星があってもなくても、たとえ失っても行くよね〜な話をしながら鯖&九条ねぎの一皿をパクッと。
ここで定番の日本酒のサワードゥブレッドの登場☆
東京で一番好きなパンかも…♡
日本酒酵母を使って作られているということで酒どころ出身な私には響くのかも?!
この外カリカリ、中もっちり&ねっとり感がツボ。
いつも通り半分いただいて、残りはお持ち帰りに。
この酒粕ホイップの軽さがたまらぬパンとのバランス。
オーナーソムリエの小澤さんのスマートな接客で、いつも楽しく過ごせるレストラン☆
つくづくレストランはサービスも大切で、心地良い距離の接客はセンスだな〜と思います。
魚料理は鰆。
目の前でソースをかけていただいて完成したのは、
絶妙な火入れ、とてもジューシーなホロホロ鳥。
口の中でジュースとなって溢れるチーズボウル、今回は北海道ニセコ産のミモレット。
そしてちょっとずつ色々が楽しいクローニーのデザートタイムの始まり。
ラフランスのベニエは熱々揚げたてに冷たいソルベを添えた温冷ミックスデザート。
玄米茶と本みりんのアイスクリーム。
そしてコーヒーと共にいつものプチフール4点。
燻製カヌレ、塩キャラメル、蜂蜜マカロン、ガトーショコラ。
個人的には、燻製カヌレと塩キャラメルが特に好きです♡
ところで今回のミシュランでクローニー は昇格しただけでなく、持続可能な取り組みも評価され「グリーンスター」を獲得☆
お祝いムードと活気に溢れた店内と厨房からは明るい雰囲気が漂い、気持ちよく、美味しくいただきました。
最後にオーナー小澤さんと春田シェフと。
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パリの1枚。
あかりが灯ると一層華やか☆
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