アルバ産トリュフ入りの☆
先日チーズ専門店『LAMMAS』(ランマス)六本木店で買った24ヶ月熟成の「コンテチーズ」が美味し過ぎる〜♡と悶絶。
30〜36ヶ月など私の周りではもっと熟成を重ねたものが好きな方も多い傾向ですが、個人的には24ヶ月ぐらいが好きです。
ナッツの香り、栗のようなほっこり感と濃厚ミルクの甘みを感じる熟成コンテはそのままでいただくのはもちろんですが、おつまみや料理へのアレンジ幅も広く、私の中ではオールマイティな優等生的存在。
食後にピスタチオスプレッドを添えていただいたらナッティさがアップ、味わいのコクが増しました☆
そんなコンテもそろそろ食べ終わりそうだったので、次なるチーズ、青カビチーズを買いに行こうと支度をしていたらピンポーンとお届けもの。
グルマンなJさんから。
なんだろ?と開けて見ると、
出たっ♡
Duchesse de la Madereine a la Truffe Blanche d’Alba(デュシェス・ド・ラ・マドレーヌ・ア・ラ・トリュフ・ブランシュ・ダルバ)とな!
代表な白カビチーズの「Brie de Meaux」(ブリー・ド・モー)に最高峰白トリュフなイタリア・アルバ産トリュフを練り込んだチーズがお目見え。
包みを開けた途端、その素晴らしい香りが広がりました。
同封されたパンフレットによると、このチーズは、フランス・セーヌ=エ=マルヌ県で1938年創業のAOPブリーなどの白カビチーズを得意とする生産者“Fromagerie Rouzaire”(フロマジュリー ルゼール)のもの。
しっかり長く口の中に広がり続ける白トリュフ香に感激しながらいただきました。
ブリー・ド・モーはフランス、白トリュフはイタリア。
となるとワインはどちらに合わせよう…とソムリエール・ケーコはちょっと悩みました。
ブリー・ド・モーに寄せてエレガントな赤、ピノ・ノワール?
アルバに寄せてピエモンテのワイン、力強くバルバレスコ?
K「迷って、これです」
夫「え、オレゴン…」
迷ったらいろんな意味でアメリカです、英語です…を感じる今日この頃!?
そんなKen Wright Cellars(ケン ライト セラーズ)のピノ・ノワールは想像以上!
赤系果実たっぷり、アニス、クローヴ、シナモンなどのスパイスも感じられ芳醇リッチなとても美味しいワインでした。
おまけに♬と一緒にいただいたチーズもオマケとは思えぬ存在感のミモレット。
すんごい黄色だな〜と思ったら、その熟成は22ヶ月。
このブログでは度々触れていますが、ミモレットは熟成期間によって呼び名が4種類。
熟成2~6か月=jeune(ジュンヌ 若い)
熟成6~12か月=demi vieille(ドゥミ・ヴィエイユ 半分年寄り)
熟成12~18か月=vieille(ヴィエイユ 年寄り)
熟成18~24か月=extra vieille(エクストラ・ヴィエイユ めちゃ年寄り)
と言うわけで、いただいたのは人に喩えたら老紳士、ばっちり年を重ねた「extra vieille」(エクストラ・ヴィエイユ)☆
パスタ、サラダ、グラタン、サンドイッチなどなど色々と楽しみたいと思ってます。
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パリの1枚ではなく東京で1枚。
(ごそごそ)なんかポケットに入ってる。
と、夫がコートのポケットから取り出したのは、パリのメトロの切符。
思わず笑ってしまったけれど、やたら懐かしい♡
紙の切符は廃止になっただけに懐かしさ倍増な瞬間でした。
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