おめでたい日に☆風土菓 桃林堂
Kちゃんのお誕生日にブーケとお菓子を。
という訳で、マルシェ(青山ファーマーズマーケット)のお花屋さんへ。
お店の方によると、今のオススメは「芍薬」。
フランス語なら“La pivoine” (ラ・ピヴォワンヌ)。
この時期をパリで過ごすことが多かった私としては、芍薬は爽やかに季節の良いパリを思い出す花で、「シャクヤク」というより「ピヴォワンヌ」という響きが腑に落ちるというか、好きなフランス語単語。
ぷっくり膨らんだまん丸の蕾が可愛い。
お花屋さんによると、稀に咲かずにそのまま終わってしまうことがあるとか。
それは花から出てくる蜜で蕾が固まって花びらを開けなくなるから。
そうならない為に朝起きたら手に水をつけて蕾を軽くマッサージしてあげてくださいと。
お花に疎いケーコは、恥ずかしながらそんなことはちっとも知りませんでした。
そのへんを3歳になったKちゃんに伝えてプレゼント。
すると翌朝には開いたそうな。(早っ!)
ところでKちゃんはケーキも好きですが、和菓子も好きだと。
そこで今回調達したのは、『風土菓 桃林堂』青山店のお菓子。
こちらは1925年に大阪府八尾市で創業し、翌1926年に上野店、1979年に青山店をオープンした老舗。
表参道駅から近い青山店は、画廊(1階右手・2階)も併設した素敵なお店。
それにしても、そこそこ大人になるまで餡子が苦手だった私からすると、3歳で和菓子をエンジョイしているKちゃんは、オトナ!?
子供ウケしそうな「ぱんだ饅頭」と「小鯛焼」をセットに。
そしてもちろん自宅用にも「小鯛焼」を。
「小鯛焼」は、お店の看板商品で名前のままに小さな鯛焼き。
あれ?でもいつもと違って赤いものがついている…なに?
と思ったら、こちらは母の日バージョンのカーネーションでした♡
皮パリッとな鯛焼きと違って、皮はしっとり厚めの和菓子感。
そのままでも良いですが、オーブントースターで軽く焼くと香ばしさが広がってまた美味しくなります。
小さいながら中には丹波大納言小豆の粒餡がみっちり。
日本の母の日は終わりましたが、ちなみにフランスのLa fête des mères(母の日)は、5月の最終日曜日。
お花はカーネーションよりピヴォワンヌを送る方が多いと聞きます。
ミニサイズがかわいい&語呂合わせ的にもおめでたい席、結婚式の引出物などにぴったりの『桃林堂』の「小鯛焼」です。
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パリの1枚。
お花屋さんでモリモリのピヴォワンヌ。
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