
オードリー・ヘプバーン初のドキュメンタリー
一番好きな女優さんは、今も昔もオードリー・ヘプバーン(Audrey Hepburn)!!
今月6日からル・シネマ(渋谷 Bunkamura)で上映されている、オードリーの初のドキュメンタリー映画『オードリー・ヘプバーン』(原題:“Audrey”)を鑑賞してきました。
「ローマの休日」(不朽の名作!個人的には一番好きな映画♡)で主演女優として大抜擢、初主演作で24歳にしてアカデミー賞主演女優賞受賞をきっかけに、瞬く間に大スターとなったオードリー。
それまでの美の概念を変え、美しきミューズ、ファッションアイコンとして、また銀幕の・永遠の妖精とも呼ばれ、ハリウッド黄金期の伝説的スターと称されたオードリーは、亡くなった今もたくさんの人を惹きつけ愛され続けるスター。
私は、高校1年生の時に初めて「ローマの休日」を観て以来ファンになりました。
なので今日までのファン歴はそこそこ長く、これまで彼女に纏わる映画、本、展覧会など可能な限り接してきました。
本作は、貴重なアーカイブ映像とともに近親者によってオードリーの人となり、思い出が語られ、彼女の本当の姿を描いたドキュメンタリーということで、ファンとしてはDVD化は待てぬ、早く観たい作品でした。
初めて知ることはほとんどなかったものの、彼女の父親についてはちょっと驚く部分も…。
また友人がオードリーについて語る中に「男運はなかった」「愛されることを知らず…」的な言葉も少しありましたが、いちファンとしては、そこに便乗して可哀想と思いたくないな〜なんて。
そもそも人の幸せは、人にはわからない。
気の毒、可哀想に見えても本人はちっともそんなことは感じてないこともあるだろうし、逆に何不自由のない幸せ人生に見えても満たされてなかったり、コンプレックスを抱えていたり、挫折や心に深い傷を負ってることもある。
そんなこんなも引っくるめて、自分の幸せは、自分で感じること、思うこと、決めること。
幾度かの離婚を経験し、癌で63歳という年齢で亡くなってしまったことは本当に残念に思いますが、僭越ながら彼女なりに幸せに力一杯、情熱的に生き抜いたのだと思います。
また、晩年はユニセフ親善大使として積極的に活動したことをも知られていますが、その様子は本作の中でも様々な映像と共に紹介され、戦争によって子どもたちの命が奪われ、豊かな世界の裏側で飢えで亡くなる悲惨な状況は、今見ても、今見ると(!)強く迫るものがありました。
(映画『オードリー・ヘプバーン』公式サイトより↓)
ちょっと余談的には、所々オードリーがフランス語で話すシーンも素敵でした。
やや高めのトーンで早口で話す映画の英語セリフとは全く違った印象で、言葉を選びならゆっくり話す様子に益々エレガントさ、気品を感じました♡
鑑賞後は、幾つになってもオードリーのように背筋ピン!で、心身共に凛とした美しい女性を目指して年を重ねましょう!な気持ちに。
さてこの日、映画館でもうひとつ気になったのが、これ。
この夏にパリ・オペラ座バレエ団のドキュメンタリー映画(新章 パリ・オペラ座)も公開されるようなので、こちらも楽しみです。
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パリの1枚。
大好きな和食レストラン「momoka」のCreme caramel a la vanilleが美味しそう!
*Belle et Bonne Blogは、気ままに更新中。
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