
お招き会再開します。
そろそろ自宅への友人知人お招き会を再開します。
K「イエーイ、パ〜ティ〜、パ〜ティ〜♬な気分で盛り上っていこう!まずは今月のゲストは、SKご夫妻とM君。作戦会議です」
夫「とにかく久しぶりだから新作チャンレンジはやめて、今回は我が家の定番、失敗しないレシピだけでまとめた方がイイんじゃないかな」
K「だね」
あーだこーだ作戦会議の末に、コロナ禍で腕を上げたぜ!と自負するシェフ(夫)による役割分担表が作成、発表されました。
K「オーケー。私は仕込み色々、最初のおつまみ色々担当ね」
まずは何度も作っているシチリア料理のブロッコリーのポルペッティ。
レシピではパルメザンチーズ使用ですが、今回はペコリーノと半々でトライ。
一晩「仔牛のヒレ肉塊」をマリネ。
表面をパリッと焼いた後は、低温調理器具で2時間。
これはどんな料理になるのかは後ほど。
海老の背ワタ出しは、スルーっと1本気持ちよく抜けると気持ちいい♬
ひと口アミューズのラムチョップは、NZ産、ワカヌイからお取り寄せ。
さてと、まずは夕暮れ時にアペロを楽しむためにテラスのセット。
シャンパン冷えてる、よーし。
オリーブつまみ食い、美味しい、よーし。
パテ・ド・カンパーニュは食べやすいサイズにカットして冷蔵庫手前に。
ここまでが私の仕事前半戦。
スパッ、ポタポタポタポタ… 鮮血
キャーーーーっ!!
その悲鳴に階下にいた夫が戻ってきた。
夫「どうした??」
K「ゆ、指を切った。スパッと」(白いまな板に鮮血)
夫「何を切ってそんなことに?!」
K「これ(パテドカンパーニュ)」
夫「え?そんな難しくも硬くもないものでどうして?」
K「乾杯からアミューズの流れを頭の中でシミュレーションしながら切ってたんだけど、なぜかあまり切れないから指先でエイ!と包丁の背を押したら刃が上を向いてた。びっくり」
夫「・・・!包丁を逆に持ってたってこと?!バカっ、危ないよ」
K「だってお招き久しぶりだから、どんな話から始めようかな?とか色々思っちゃって。全体重を乗せなくてよかった…。指先落ちずに済みました」
夫「もーー、だからケーコに包丁を握らせるのは怖いんだよ…」
K「それであなたに見えてる以上にこの指は痛いんですけど。しかも指先だからちょっと何かに触れるだけで激痛が走る。たった今から戦線離脱します」
夫「・・・。」
夫「じゃ、あっちいって!俺がやるから」
K「良しなに。今回私は終始ホステス役に徹します」
こうしてシェフがほとんどキッチンに立つことになりました。
鯛、カサゴ、タラ、ムツなど贅沢に使ってsoupe de poisson(魚スープ)。
じっくりとクスクスを蒸す。
簡単にお湯をかけてできるクスクスもありますが、やはり丁寧に蒸した方が全然美味しい。
それにしても、こうしてキーボードを打つにも痛い指先。
という訳で以下写真中心でお送りしります。
テラスでアペロスタート☆
ラムチョップにクレソンを添えて、小ムツ&イカゲソのフリット、ブロッコリーのポルペッティ、そして血を見たパテ・ド・カンパーニュ。。
<前菜1>
自家製燻製サーモン、コンソメジュレとホースラディッシュ&ハーブのクリームを忍ばせて。
<前菜2>
我が家の十八番!?Vitello Tonnato (ヴィテッロ トンナート=仔牛肉の冷製ツナソース)。
たくさんあるからいっぱい食べて〜。
<メイン>
トラパニ風・魚のクスクス。
スープをたっぷりかけてボナペティ。
アリッサも忘れずに。
イギリス&フランスのチーズ。
これについてはまたどこかで。
デザートは、私の殿堂入りレシピなマンゴーとココナッツのパフェを作るつもりでしたが、指の怪我により断念。
ハーゲンダッツのアイスで我慢してもらうしかないか…と思っていたら、ゲスト達が色々持ってきてくれた手土産の中に『千疋屋』のグラスデザートが!!
しかもそれらは羽田空港店限定。
パイロットのM君ならではのチョイスです。
絹ごし杏仁マンゴー、最高♡
絹ごし杏仁メロンも初夏らしく。
美味しくて(お酒も回って?)指の痛みはいつの間にか感じなくてなっていました。
よく笑って食べて飲んで、リフレッシュした久しぶりのお招きでした。
この夏は、コロナで鬱々していた気分を一掃するような楽しく美味しい集いをあれこれ企画したいと思っています。
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パリの1枚。
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*Belle et Bonne Blogも気ままに更新中(^o^)/
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