
最近chouに夢中♡
Les Plaisirs du Marché(青山orパリのマルシェの楽しみ、美味な出会い)シリーズ☆
暑いけどマルシェ通いは続けています。
今日は、最近夢中なキャベツのお話。
パリで暮らし始めた当初、マルシェに行って驚いたことのひとつが「キャベツ」、フランス語でChou (シュー)である。
日本のスーパーで年中ある、あの普通のキャベツが見当たらない。
あれって万国共通、超オーソドックスな野菜じゃないの?!と。
(只今ルバーブもおいしい季節)
パリで普通に売られていたのは、chou vert(シュー・ヴェール)またはchou de Milan(シュー・ドゥ・ミラン=サボイキャベツ)と呼ばれる日本でいう「ちりめんキャベツ」。
他には紫キャベツのchou rouge(シュー・ルージュ)、アジア食材店で白菜chou chinois(シュー・シノワ)など。
ようやく日本のキャベツっぽい白いキャベツ、chou blanc(シュー・ブラン)を発見した時は、久しぶりに旧友に出会った気分で思わず感激、迷わず買いました。
でも、その葉の詰まり具合、密度ギューギューで重い、固い、切るにも一苦労でバスケットボールみたいな?!
これは本当に私のよく知る旧友なんだろうか…。
(時々お花も買うようになました)
と、一抹の疑問を感じながら、帰宅早々まずそのシュー・ブランを生でかじってみると、、
固っ!!
こんなバリバリに固いキャベツは人生初。
そしてちょっと感じる苦味。
日本のキャベツとは別物、似て非なるもので、旧友だと思って飛びついただけにショック大。。
しばらく立ち直れなかった?!(大袈裟)
最近では、日本のキャベツっぽいものも目にするようになりましたが、まだトライしたことはありません。
そんなパリのキャベツな思い出を懐かしく思いながら、ここ最近繰り返し青山ファーマーズマーケットで「キャベツ」を買ってます。
普通のキャベツの他に赤キャベツ、
そしてダントツにリピート率が高いのが、とんがったシェイプの「たけのこキャベツ」。
フランスにあるchou pointu(シュー・ポワンチュ)というとんがりキャベツにちょっと似てます。
そんなとんがりキャベツの中でも「みさきキャベツ」がとても気に入りました。
お店によって色や大きさも違うので、あちこち見比べてからゲット。
葉っぱはしっかりしてて肉厚なのですが、肉厚=固いと思いきや口当たりはよく、柔らかく、生食、サラダで食べてとても美味しいのです。
もちろん炒めてもヨシ、甘味が増します。
という訳でペペロンチーノ風味のパスタに。
モリモリいただくキャベツブームは、しばらく続きそうです。
というか、ひと玉買うとかなりの量で必然的にキャベツブーム?!
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パリのお土産。
遊び心を感じるCLUIZELのサーディンを模したミルクチョコ。
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*Belle et Bonne Blogは、気ままに更新中。
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