
アデル、ブルーは熱い色 ~La vie d'Adèle~
昨年のカンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)を受賞した"La vie d'Adèle"。
パリで見よう♪と思っていたものの見損なってガッカリしたのですが、先週末日本公開☆
というワケで渋谷・Bunkamura ル・シネマへ行ってきました。
映画館入口のポスター。
よーく見るとそこには、アブデラティフ・ケシシュ監督の直筆サインと、
主人公アデル役のアデル・エグザルコプロスのサイン。
女性同士の官能的なラブシーンに世界騒然?!の話題作。
アデルが出逢った魅惑的な相手役が私の好きなレア・セドゥということもあって観たい!
と思っていた1本。
ストーリーは(ネタバレしません。)Bunkamura magazineより引用↓
アデルは、先輩の男の子とデートをしている普通の高校生だった。
だが、あるとき横断歩道ですれ違ったブルーの髪の女性に、一瞬で心を奪われてしまう。
彼女は画家を目指す美大生のエマだった。
学校を卒業し、教師になったエマとアデルは同棲。絵のモデルも務め、幸せな時間を過ごしていた。
しかしエマの友人たち過ごす時間は居心地が悪く、さらに忙しくなたエマとの間に距離が
生じ始める。
女性同士ということがとてもセンセーショナルに感じたものの、高校生ぐらいから大人に
なっていく過程で多くの人も経験するような恋愛によるあれこれで、その気持ちはわかるな~
という部分は色々でした。
好きな人や憧れた人と付き合ってみたものの、なんか違う?!と感じてしまったり、
相手がとてもインテリに感じると自分とは住む世界が違うかな...とか、自分のバカさ加減が
露呈するようで居心地が悪かったり、無理する自分がいたり、そのうち寂しくなったり、
間が差したり?!
別れたのにウダウダと終わった恋愛を引きずって次に進めなかったり・・・。
私は芸術家のエマよりは、平凡というか現実的なアデルに感情移入して観たのですが、
エマの立場(強くて奔放)で感情移入できる人も多いだろうな~と思いました。
また、含みをもたせた終わりだったので今後のアデルの人生はどんな風になってゆくのか?
と続きが気になり、想像力を刺激されるエンディングでした。
そしてやっぱりレア・セドゥは良かった☆☆☆
青い目が綺麗で、その瞳が素直にキラキラ光ったり、冷たくクールに見えたり、怒ると青い炎を放つ。
そんな瞳の美しさにすっかり魅了されました♥
レア・セドゥと言えば、2月のパリでは"La Belle et La Bête"、現代版「美女と野獣」が公開
ということで話題になっていました(^v^)
ヴァンサン・カッセル(モニカ・ベルッチと離婚しちゃった...)と共演です。
こちらもパリでは見逃しているので、日本で、またはDVDで観たい1本★
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おまけのパリは「ようやくリニューアルオープン!」をBelle et Bonneで(^_^)/~
(4月11日:http://belleetbonne.blog.fc2.com/ )
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<INFO>
アデル、ブルーは熱い色 公式サイト
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