
陶房のぎ☆陶芸体験
大丈夫かな…?!
体力、運動神経にはちょいちょい自信はあるものの、指先を使う作業は苦手。
哀しくなるほど不器用な上にセンスもない…そんな私が初めて陶芸体験にトライ!
という訳で、普段あまり感じない妙な緊張感というか不安と期待が混ざったドキドキ感を胸にやって来たのは、八ヶ岳南麓長坂町にある陶芸工房『陶房のぎ』。
こちは、森山淳さんと津村郁美さんの二人工房で、森山さんは磁器を中心に耐熱食器を、津村郁美さんは絵のある器を主に手がけていらっしゃり、作品制作と合わせて陶芸教室を開催されています。
まずは自分が作る作品のイメージを膨らませたく、お二人の作品を鑑賞させていただきました。
器も見てて飽きません。
ただ食いしん坊なので、ついこれにはどんな料理が?お菓子が?な妄想が広がります。
さて、時間です。
今回私達が体験するのは、粘土の量・作る大きさ・数は自由な「手びねり体験」コース。
小ぶりなものを複数作るか、大きくなものをドーンとひとつ作るか?
SKご夫妻は、お揃いでやや大きめのパスタ皿に決まった模様。
夫「俺、これ。この形」
K「それ…?」
先生方曰く、これにトライした人はほとんどおらず、大きく、曲線の成形も難しく、やや難しいものだそう。(遠回しにそれは止めておけと私には聞こえた)
が、そんなことを言われて諦める人ではない。
むしろ益々やる気になる男だ…。(だからそれ以上難しいって言わないでーーと思った)
夫「これにします」(キッパリ!)
K「その型は1個だけしかないらしいから、うちはお揃いは無理だよ」
夫「うん。君も勝手に好きなもの作って〜」
最後までなかなか決まらなかった私は、食べるものをイメージすることに。
果物だな、葡萄だな、それを房ごと2、3数種類載っけたところをイメージ。
という訳で、(ここからスマホ撮影は無理な)必死の粘土コネコネ作業スタート。
この作業、想像以上に力仕事!
そして更に大変だったのが、その粘土を伸ばした後に細い凧糸のようなもので3枚にスライスする作業。
腕全体の力で引き、二の腕プルプル状態、血管切れそう〜っ、なのに糸がなかなか引けない。
水平に引かねばならないので、両手をしっかり板の縁につけておくのですが、親指の先の糸が指に食い込む痛みと、引っ張ることで生じる摩擦の熱く痛い感じは、ロープを素手で掴んで2階から飛び降りるミッション: インポッシブル(映画)な感じ(←そんなことしたことないけど。あくまで妄想イメージ、ホントは手が痛いです!なトム気分)。
最後は力尽きそうになり、先生方にサポートしていただいてやっと。
底辺を水平に作ることに注意しながら成形。
夫は、アーティスト気分で楽しげに絵付け。
絵心のない私は、スタンプをお借りして模様をつけました。
そして釉薬選び。
焼き上がりの色によってまた雰囲気はだいぶ違ってくる焼き物。
さて、どんな作品が完成するのか?
完成は約2ヶ月後ということで、自宅に届くのを楽しみに待ちたいと思います。
こうして初めての陶芸体験を最後に夏休み@八ヶ岳が終了し、東京へ。
すると、東京が近づくにつれ雲行きが怪しくなり、ちょうど自宅に着くと雨がザーーーっと降りだしました。
八ヶ岳では雨や曇り予報が見事にすべて外れ、瞬間的に行く先々では晴れるという晴れ女ぶりを発揮しましたが、すべて終わったところで雨が降るというタイミングにも驚きでした。
今年の天気運を全て使い切った感?!の2022夏休みでした☆

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