
街はバレンタイン♡日本橋うさぎや
雪山オーストリアからパリに戻ると、街はすっかりバレンタインな雰囲気になっていました♡
もうちょっとだけバカンスブログは綴りたいのですが(なんせ3年ぶりだったので)今日はパリネタ。
いつもオーストリアからパリに戻ってまず感じるのは、季節がおもいきり進んで春に近づいた感。
真っ白な世界、どっぷり雪国で過ごした後なだけにパリに戻ると暖かく感じられ、雪山ではまだ日没が早いけれど節分を過ぎてパリでは少し日が長くなったことを如実に感じる結果、春はもうすぐ?!な気持ちになります。
そして年が明けたと思っていたらもうバレンタインデーか!?という驚き。
で、先日友人から尋ねれた「ケーコちゃんとこは、バレンタインは日本式?フランス式?」と。
K「おもいきり日本式よ…!あの人こんな時だけで日本人だと強調するから」
日本式=女性から男性へのチョコなどプレゼントを贈ること。
フランスじゃこの日は、カップルでお祝いする中で贈り物は男性から女性に渡されることが多い。
「久しぶりにキャビアが食べたい!」とリクエストされていたので、パリ7区にある『Petrossian』(ペトロシアン )へ。
うーーん、確かに久しぶり。そして美味しそう。すっかりバレンタインパッケージにもそそられる。
それにしてもキャビアのお値段も高騰したまま、これっぽっちでこんなに…。
思うに、これガーッと食べたら血圧上がります。
良妻ケーコとしては、夫の健康を思えばどう考えてもよろしくないのでやめるべきだな。
とキャビアショッピングを諦めてボンマルシェ (Le Bon Marché、La Grande Épicerie de Paris)へ。
入口のカミオン(camion:トラック)は、やはりバレンタイン仕様に。
ぐるっとチェックすると特に個人的には真新しい発見はなかったのですが、ハートモチーフやピンクカラーのものが集められ、見ているとバレンタインの実感が湧いてきました。
オレンジピール、ベニバナ、コーンフラワー入りで、ハチミツとシナモンが甘くスパイシーなお味という紅茶『NINA'S』(ニナス)の白い缶“Fête de Versailles”(フェットドゥヴェルサイユ)が可愛い♡
14日当日に食べたい♡と思ったのが、パティスリーコーナーにあったバニラとホワイトチョコ主体の(中にはアーモンドがアクセントのクレームブリュレ)の2人用のバレンタイン限定ケーキ。
(La Grande Épicerie de Parisオフィシャルサイトより↓)
この時期、パリのパティスリーはこれまたバレンタイン限定スイーツで華やか☆
でもショーウィンドー越しに眺めながらふと心に浮かんだのは、欲したのは、年末にAちゃんにいただいた「どら焼き」。
それは、『日本橋うさぎや』のもの!
たまたまお店オープン時間に店前を通りかかったというAちゃんが買ってきてくれたのです。
和菓子事情に疎い私でも知っている「うさぎや」さんですが、知らなかったのは元々は上野が本店で、その後「日本橋 うさぎや」、「阿佐ヶ谷 うさぎや」と暖簾分けされ、経営自体もそれぞれ独立、作り方や素材も違っているのだそう。
となると、3店鋪の「うさぎや」さん食べ比べも楽しそう。
いただいた日本橋のものは、あんこがとこ〜りテクスチャー、生地はフワッフワッ、手にした瞬間は大きく感じましたが、甘過ぎず余裕のペロリ。
K「散々オーストリアでも洋菓子三昧だったから和菓子が食べたいよねぇ」
夫「・・・。結局さバレンタインは君が(!)食べたいものになってる」
K「え、それが日本式だけど。何か?」
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