
和菓子☆直中 仙太郎
☆東京ブログ☆
今年の春の小さな心残り…というのは、桜餅をミスしたこと。
そのうち食べようと思っているうちに季節が過ぎ、食べ損なってしまいました。
でも、その代わりと言ってはなんですが、初めていただいた京都発の和菓子店『直中 仙太郎』のお菓子を美味しくエンジョイ。
帰宅前ちょっと時間があったらブラリと立ち寄る「渋谷ヒカリエ ShinQs」の「東横のれん街スイーツ」コーナーにあるので、以前からちょっと気になっていたお店でした。
「仙太郎」と言えば、どうやら「おはぎ」が有名、人気らしい。
ただ私はあまりおはぎが好きではない…。
ご飯が甘い。しかもおにぎりのように握り固めた形でありながら…というのがちょっとビミョーなのだ。
(リ・オ・レ riz au lait=フランス版ライスプディングは好き。別物な位置付け。)
握ったお米、おにぎりは、最高に美味しいミネラル豊富な塩だけ、またはそれにパリンパリンで風味豊かな海苔でいただくのが私にとっては一番。
先月の新潟帰省でおにぎりも最高でした!!
閑話休題。
おはぎの他にも定番モノから季節モノと種類豊富にあれこれ美味しそうな和菓子が並ぶ直中 仙太郎。
老玉ってなに?
炊き上げた小豆こし餡をあん玉にして沖縄県産の黒砂糖を羊羹状にして衣掛けをしたものだそう。
そしてこの日、選んだのは、豆餅、うぐいす餅、本わらび餅。
プルンプルンな食感、でもそのプルルン感は人工的ではなく、高級わらび粉で丁寧に練り上げられたことを感じる本わらび餅でした。
中には予想以上にたっぷりの漉し餡♡
豆餅。
プニプニに柔らかいお餅の中に赤えんどう豆と漉し餡。
焙じ茶と一緒にいただく、癒しなおやつタイム。
ホーホケキョ♬と、うぐいすが綺麗に鳴く季節になりました。
うぐいす餅を食べながら思ったのが、鶯って春にしか鳴かないの?
春にしか生息しないんですか?まさか渡り鳥?!そんな話は聞いたことないし…と調べてみると、秋から冬にかけては「チャッチャッ」という「笹鳴き」と呼ばれる鳴き方をしているのだそう。
気温が上がり、暖かくなってくると「ホーホケキョ」と鳴くようになる、まさに春告鳥なのだと。
今度の秋冬には笹鳴きに耳を澄ましてみようと思います。
おまけに買ったのは、どら焼き「仙太」。
使う素材は、全て国産に拘ったどら焼きだそう。
どら焼き好きなので、あれこれ食べ比べては自分の中のどら焼きランキングを都度更新。
チェック項目は、まずは生地。
ふんわり、もっちり、厚み、風味を確認。蜂蜜入りのもっちり食感が好き。
そして小豆。
外国産より国産小豆の方が豆の風味が豊かに感じられ、それも国内産地によって違いがあるようですが、私にはさほどこだわりは無く、漉し餡or粒餡なら漉し餡派。
夫「絶対、つぶあんです!」
K「知ってるよ…」
餡は、また使われる砂糖の違いによって甘味の質、印象も違ってきます。
三温糖・上白糖・グラニュー糖・黒糖・和三盆糖・ザラメ・きび糖・甜菜糖等々。
あっさりとした甘さ仕上げか、こくまろリッチ、香りの高さ、まろやかさと際立つ特徴は色々で、それも個性。
「仙太」は、際立つ個性的というよりバランス感覚の長けた優等生という感じ!?
生地は、ややしっかりめカステラ風で蜂蜜が感じられ、甘さは控えめ。
餡は粒々がしっかり残った粒あんで、柔らか過ぎず、固過ぎずな中庸。
私には甘過ぎない、上品な甘さ加減に感じたどら焼きでした。
*****おまけのパリ*****
パリで私には、出すのも入れるのも無理な縦列駐車です。
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