
吉野本葛の老舗☆天極堂
☆秋の関西ブログ☆
昨日のブログのように晩秋のパリ@カフェならVin chaud、Chocolat chaudですが、先日の奈良での隙間時間のティータイムには、これでした。
奈良と言えばな吉野葛!
という訳で、JR奈良駅構内にあった吉野本葛の老舗『天極堂』で柚子フレーバーのホットでトロ〜ンな「葛湯」を美味しくいただき温まりました。
もっちり白玉がアクセント☆
夫「俺は葛きり抹茶セット♡」
私もちょっといただくと、スルッとツルッと、それでいてしっかりした歯応えのある葛きりが美味しくて!
この手の甘味が好きになったことに、これまた重ねた自分の年齢を感じたけれど...だって若い頃は全然食べようと思わなかったから。
店内に飾られた葛の根の大きさにちょっとびっくり。
葛は豆科の植物で山野どこにでも生えるつる性の植物なのだそう。
葉は家畜の飼料となり、茎は葛布や工芸品、根は葛粉の原料に。
良質の澱粉を取るためには、寒さ厳しい冬、人がやっと歩ける位の山奥に入り、地中深く生えている根を掘り起こすそうです。
その根を繊維状に粉砕して水と混ぜ、根に含まれる澱粉をもみだし、吉野晒という吉野地方独自の製法で精製したものが吉野本葛と呼ばると。
1kgの葛根から最終製品としての葛粉は100gしか取れないことを知りました。
更に天極堂オフィシャルサイトのよると、葛には効能が色々。
「葛根」は生薬の主原料として昔から幅広く使用されており、発汗、解熱、鎮痙作用があると言われています。
風邪薬として有名な「葛根湯」には、この「葛根」が用いられています。
また、マメ科の植物である葛の根には、イソフラボンの一種であるダイゼイン・ダイズイン・プェラリン等が微量成分として含まれているのが特徴です。
イソフラボンは血中コレステロールの低下に役立つ他、骨粗しょう症や更年期障害などに有効と言われています。
近年の研究では葛の花に含まれるサポニンとイソフラボンにアルコールの代謝促進作用があることが分かっています。
ちょっと立ち寄ってのお茶タイムだったのですが、吉野葛についてもちょっと知れてよかったです。
店内には美味しそうなものが色々。
インフルエンザも流行ってますし、これからの風邪予防対策に!と少しショッピングもした吉野本葛の老舗『天極堂』でした。
<info>
天極堂 JR奈良駅店
奈良県奈良市三条本町1−1 ビエラ奈良 2F
0742-20-6300
*****おまけのパリ*****
つい買ってしまうおやつ@スーパー。
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