端午の節句とiPhone
5月5日は「端午の節句」。
またまた我が家では花より団子ムードで、Jさんからいただいた粽(ちまき)にテンションアップ☆
でも、なぜ5月5日に粽(ちまき)を食べるのだろう?
最近買ったiPhone(←スマホと微妙に違って、まだ使い慣れず非常に疲れる)で調べながら
粽をいただく(^u^)
「ちまき」は平安時代に中国から「端午の節句」が伝来したときに伝えられたものだそう。
紀元前278年、中国の楚の国に国王の側近で国民からの信頼も厚く、高名な詩人でもあった
「屈原」(くつげん)という人がいました。
しかし屈原は陰謀で失脚し、国を追われます。
その時の心情を語ったのが中国文学の名作の一つ「離騒」という長編叙事詩。
ついに屈原は川に身を投げて自殺してしまいました。その日が5月5日。
漢の時代となり、里の者が川のほとりで屈原の幽霊に出会います。
幽霊が言うには、「毎年供物を捧げてくれるのは有り難いが、残念なことに
私の手許に届く前に悪龍に盗まれてしまう。なので龍が苦手にしている楝樹(れんじゅ)の葉で
米を包み、邪気を払う五色(赤・青・黄・白・黒)の糸で縛ってほしい。」 と言いました。
これが粽の始まりと言われています。
屈原の故事から中国では五月五日の節句には、節物として粽を作り、親戚や知人に配るという
習わしが生まれ、その習慣は病気や災厄を除ける大切な宮中行事「端午の節句」となり、
日本へも伝来。
また、粽に結んだ赤・青・黄・白・黒の五色の糸は、子供が無事に育つようにとの魔よけの
意味を込め、鯉のぼりの吹流しの色にも反映されたのだそうです。
(↓赤というかピンク色の粽、カワイイ♪)
急に暑くなるこの時期は昔から病気にかかりやすく、亡くなる人も多かったそう。
なので5月を「毒月」と呼んで、厄除け、魔除けをする意味で菖蒲やヨモギの葉を門に刺して
薬用酒や肉ちまきを食べて健康増進を祈願したのだそうです。
なるほどね~と思いながら、粽と一緒にYちゃんにいただいたルピシアの「サクランボの緑茶」
も美味しくいただきました☆
しっかり心も体も解毒して、これからも健康で過ごせることを祈り、ベッドサイドには花菖蒲(?)
を一輪飾って迎える端午の節句です。
そういえば「あやめ」と「しょうぶ」は漢字で書くと同じ「菖蒲」だし、よく似ていてずっと
区別できずにきてしまった(>_<)
これまたiPhoneを使って簡単検索♪(便利な世の中だ...。)
花弁の元部分で見分けるのが一つの方法らしいですが、黄色なら花ショウブ、網目模様ならアヤメ、
白ならカキツバタだと。
でも改良された園芸品種も豊富らしく、なかなか区別が難しい。
いずれアヤメかカキツバタ...。
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おまけのパリは、またまた気になるパティスリーをBelle et Bonneで(^_^)/~
(5月5日:http://belleetbonne.blog.fc2.com/ )
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