国宝・迎賓館赤坂離宮☆50周年記念
久しぶりに幼馴染Yちゃんとランデヴー♬
Y「けーちゃん、赤坂の迎賓館って行ったことある?」
K「なーい!行ってみたいと思ってたけど」
Y「私も行きたいと思ってて、でも夫も子供も全然興味なしでさッ」
K「じゃ行こうよ!」
というわけで、6歳からずっと友達のYちゃんと小学生に戻った気分で、社会科見学気分で『国宝・迎賓館赤坂離宮』へ行ってきました。
迎賓館赤坂離宮は、東京赤坂にある歴史的且つ豪華な建物で、国家の賓客を接待するために使用される施設。
見学に際し、約1ヶ月前にネット予約しました。
さすが!いただいたパンフレットは立派、見所解説がわかりやすくまとまっています。
というのも、館内は本館・別館ともに一部を除きほとんど撮影不可。
あちこちが貴重な作品、建造物なので持ち物等にも厳しく、スマホを手にしまま館内に入ると係員さんから「しまって下さい」、日傘なども畳まずに持ち込んでしまうと注意されます。
詳しくは、公式サイトをご確認いただくとして(→ https://www.geihinkan.go.jp/akasaka/)ここでは、ざっくりと。
本館見学の前に、和風別館「游心亭」の見学ガイドツアーに参加☆
和風別館「游心亭」は、東宮御所などの設計で知られる建築家、谷口吉郎氏の設計により昭和49年(1974年)に建設されました。
迎賓館本館で執り行われる行事や接遇が洋式であるのに対し、和風の意匠と純日本のおもてなしで諸外国の賓客をお迎えするための施設として利用されてるそう。
東京の真ん中にいることを忘れてしまう広がる緑の庭は壮観。
館内の茶室、即席料理教室のお部屋、47畳敷きの広間などガイドさんの説明を受けながら、建築家の細部に至るこだわりや趣向が感じられ大変興味深いものでした。
庭には錦鯉がいっぱい。
その中にちょっと珍しい、優雅に泳ぐヒレナガニシキゴイもいました。
なんとかも高そうな黒松や五葉松の盆栽だな...と下世話な視線で見てしまったけれど、中には樹齢140年を超えるものもあるそう。
盆栽の云々は何も知らないけれど、持ち上げられるほどの小さなものの中に時間的な広がりから宇宙を感じる?!
約1時間ほどの和風別館「游心亭」見学ツアーの後、改めて本館へ。
迎賓館赤坂離宮は、1909年(明治42年)に東宮御所(当時の皇太子の居所)として建設されました。
設計は、日本の建築家、片山東熊氏によるもので、西洋のネオ・バロック様式を取り入れた豪華な建物です。
1974年に迎賓館として利用されるようになり、現在も日本の政府行事や外国からの賓客の接待に使われています。
さて今回、私達が訪れたタイミングは開館50周年ということで期間限定のアニバーサリー企画があり、普段は撮影禁止となっている「羽衣の間」での写真撮影が可能でした。(2024年7月30日で終了)
豪華な外観と細部に至るまで洗練された装飾が施され、内部は、金箔を使った華麗な装飾や、ヨーロッパ風の調度品が特徴的。
その中で「羽衣の間」を照らす3基のシャンデリアは、クリスタルガラスを主体に約7,000個ものパーツを組み合わせた当館において最も大きく、最も豪華なもの。
シャンデリアは好きなので、見上げ続けても飽きない!
よーく見てみると輝く装飾の中に、洋風の仮面や楽器など、舞踏室にふさわしいモチーフが散りばめられています。
ステキ!
舞踏会を催す際に音楽を演奏するオーケストラボックス。
明治39年、東宮御所の造営時に「羽衣の間」に置くために購入され、特別な装飾や皇室を表す菊の御紋が描かれたエラール社(仏)製のグランドピアノ。
どんな音色なのだろう...?
他にも大規模な宴会が行われる広間で、豪華なシャンデリアや壁の装飾が見事、ヨーロッパの宮殿の「謁見の間」に当たる最も格式の高い「朝日の間」、現在では主に公式晩餐会が催される外交的な会談や調印式が行われる部屋で、日本の伝統的な意匠を取り入れた装飾が特徴的な「花鳥の間」、宿泊者のための豪華なベッドルームで、細やかな装飾が施された「彩鸞の間」など、いずれも大変見応えのあるものでした。
本館南側に主庭が広がりその中央には噴水があり、こちらも国宝に指定されています。
噴水塔を囲む縁石に亀、その司法を鷲の上半身に下半身がライオンで翼を持つグリフォン、中段の水盤の上にシャチがいます。
日本の歴史と文化、そして外交の中心地としての役割を持ってること感じて知った迎賓館赤坂離宮見学でしたが、さて、私の今後の外交はいかに?!と、ちょっと思った。
普段の生活の中で「外交」といった感じの畏まったことや構えることはそうないのだけれど、年々外国人の友人はじめ、お世話になる方、知り合う人が増えています。
そんな中で彼らと愉しく、気持ちよく接するためにも日本人らしい心遣いや日本文化・歴史の造詣ももっと深めねば!な思いが夏雲のようにモコモコと湧いてきました。
帰りは、正門からで、その正門外柵も国宝☆
全長約160m、中央扉の正面上部に金色の菊の紋章。
最後まで細部まで見応えのある迎賓館赤坂離宮でした。
*****K子のつぶやき*****
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