Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

ストーンサークルの殺人事件☆

旅に本は欠かせない。

隙間時間、移動時間には気楽に読めるもの、持ち運びに便利な文庫で。

前回飛行機の機内で読んだのは、英国発なミステリー。

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英国推理作家協会賞最優秀長篇賞ゴールドダガー受賞作という帯が目に留まり、ストーンサークルの殺人』(ハヤカワ・ミステリ文庫)M W クレイヴン (著)東野さやか (翻訳)を読みました。

というわけで、ネタバレなしのざっくりな感想を楽しんだ機内食とともに。

<前菜:イチヂクのサラダ>

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本作は、元警官のワシントン・ポーと分析の天才であるティリー・ブラッドショーが、謎めいた殺人事件に挑むお話。

ポーは一見無愛想ながらも正義感に溢れ、ティリーは社会性に乏しいけれど天才的頭脳を持った若い女性。

そんな対照的な二人がイギリスらしい?ユーモアを生み出しながらストーリーは進みます。

<メイン:バジル風味のチキン>

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ストーリーはテンポが良く、緊張感のある描写が続き、日本語訳が全く違和感なくとても読みやすい文章スタイルなので一気に読み進められました。

私はわりと早く謎解きができてしまったので、ハラハラ感はやや低めでした。

主人公のポーとティリーのコンビは人気を博してるようで、シリーズ化され、第4作まで刊行されているようです。

<デザート:ベリーのパンナコッタ>

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謎解き以上に人間ドラマなキャラクター同士の関係性が楽しめる一冊でした。

*****プチっとパリ*****

悩ましく幸せなティータイムのケーキ選び。

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KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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