へんば餅☆へんばや商店
おはらい町の真ん中あたりに「おかげ横丁」があります。
大きな常夜燈が入口目印。
おかげ横丁には50余りの店が軒を連ね、塀の囲いもなく、こちらも自由に気ままに散策できます。
入口には日本語&英語のマップがあったので、それを片手にグルっと一周。
黒毛和牛を伊勢のたまり醤油で仕上げた牛丼が人気の「豚捨」、伊勢うどんの「伊勢醤油本舗」、魚介料理の「海老丸」、洋食の「はいからさん」、元祖松阪牛骨ラーメンの「横丁そば小西湖」などなど、これはまた次回のお伊勢詣りの帰りに立ち寄りたいね!とチェックしました。
さて、おはらい町通りに戻って猿田彦神社を目指して歩き出すと何やら美味しそうなお店が。
江戸時代、1775年創業の、これまた伊勢名物のひとつ「へんば餅」を販売する老舗和菓子店『へんばや商店』。
伊勢市内に四店舗あるそうです。
へんば餅?初耳です!というわけで食べてみることに。
「へんば」って何?
と、その名前の由来を調べてみると、今から200年ほど前に参宮街道、宮川のほとりにある茶店に、当時馬に乗ってお伊勢参りに訪れた人々が宮川の手前のそのお店で一息つき、川の渡しで馬を返してから参拝し、「いつしかへんば」(返馬)と言ったことから名づけられたそう。
なるほど、入口の馬の置物にも納得です
店奥で美味しいお茶と一緒にいただきました。
その味は、つき立てお餅のようにもっちりモチモチに柔らかく、中には口どけ上品なこし餡でたまらなく美味しい。
これはツボ!最近食べた和菓子の中ではダントツに好き♡
へんば餅の生地は餅米ではなく上新粉が使われ、そのために特有のコシのある食感になるそうです。
せっかくなので、へんば餅と合わせて人気という「さわ餅」にもトライ。
こちらは、白とよもぎの2種類があり、餡はへんば餅の餡と同じですが、皮生地が餅米ということで、へんば餅と食べ比べるとその違いは明らか。
蓬の香りがよく、こちらも美味しかった〜(^^)
リピート確定!次回もまた必ず食べると決めた「へんば餅」です。
美味しくいただき、お店を出ると通りが賑やか♬
何やら秋祭り☆
*****プチッとパリ*****
東京パトロールをしていてショーウィンドーで足を止めることはほとんどないけど、パリだとつい見ちゃう。
ロマンチックな袖口♡
が、私なら料理のお皿ですぐに汚すであろう...。
ARCHIVE
MONTHLY