鳥羽水族館☆セイウチふれあいショー
宝屋旅館を後に答志島・和具港から鳥羽マリンターミナルへ再びのフェリー。
あいにくの雨。
と言っても激しい雨予報の中で降られたのは、このフェリー移動の20分ぐらいで、それはまた風情も感じられ、晴れとは違う海と島の様子を眺めることができました。
着く頃には雨も上がり、開園時間をめがけて訪れたのは、鳥羽市の人気スポットのひとつ『鳥羽水族館』。
鳥羽水族館は三重県鳥羽市にある日本有数の大型水族館で、約1,200種類の生き物が展示されていることで知られています。
その豊富な展示数は、国内最大級。
その展示方法にも独自性があり、順路が決まっていない「自由見学スタイル」のため、来館者が自分のペースで自由に観覧できるのが特徴です。
詳細・ご興味がある方は、公式サイトを。→https://aquarium.co.jp
楽しく面白く、写真を撮りまくってしまいました。
という訳で、以下印象的だったものを抜粋してアップ☆
真っ先に目指したのは、ラッコのお食事タイムショー。
どんなポーズをとっても可愛い2匹のラッコ、メイ&キラ。
何をやっても愛らしく、可愛く見えるって羨ましい存在です。
鳥羽水族館は、日本で唯一ジュゴンを飼育展示している水族館です。
ジュゴンは絶滅危惧種で、温厚な性格とゆったりとした動きが特徴だと。
名前はセレナ。
そんなセレナのゆったりした泳ぎ、モグモグな姿を眺めてみると、娘&パパの親子がやってきました。
娘「ねー、パパ、ジュゴンのどこが人魚なの?全然アリエル(人魚姫)と違う。太ってるよ」
パ「んーー、なんで人魚なんだろうね?!」
スーーーっと目を閉じたままこちらに向かって泳いできたペンギン。
気持ち良さそうね〜。
ラッコやハイイロアザラシ、カリフォルニアアシカなどの食事タイム、ペンギン散歩、アシカショーなど、まじかに見れるイベントやショーも色々。
中でも私にとって一番印象的だったのは、この子♡
日本語ではその体の大きさから「海象」や「海馬」と表現される『セイウチ』。
水槽の中では、こんな様子でしたが、「さぁ、ショーターイムッ!」と時間になると、飼育員さんに連れられて堂々の会場入り。
セイウチふれあいタイムショーの始まりです。
名前は、ツララ。
飼育員さんの解説でセイウチの生態について学び、実際にその大きな体やヒゲを触ることができるショーは、とても面白かった。
ツララちゃんは得意のセクシーポーズで会場を沸かせます。
こんなに近くでセイウチを見ること、触れることは初めてでしたが、触ってみるとその体は濡れた絨毯。
メスでも牙があり、その牙は毎年約1cmずつ一生伸び続け、オスの牙は最大1メートル、メスは最大60センチほどになるそうです。
大きくて赤く充血したような目が一見怖そうですが、赤いのは病気でもアレルギーでもありません。
でもなぜ赤いのか、その理由はまだわかっていないそうです。
セイウチが人を襲うことはなく、とても優しい性格で、また好奇心旺盛で遊び好きなのだと。
何より驚いたのは、その知性の高さ。
人間の言葉の合図を理解することができるということで、とにかく芸達者。
圧巻のパフォーマンスで会場を賑わせたセイウチ・ツララちゃんでした。
小さなクジラ「スナメリ」。
しばらく待ってもなかなか顔を見せてくれない「アフリカマナティー」。
もう諦めよう...と思ったその時に。
こっちにて来て!!と強く願ったら、
来た〜。
しばらくそこにいてくれるというサービス精神?!
ありがとう♡
地元の伊勢志摩の豊かな海を再現したエリアでは、アワビやサザエなどの貝類、ウミガメやサメなど地域特有の海の生き物が展示。
昨日食べた伊勢えびさん。
「パラオオムガイ」をこんなに近くで見たのも初めて。
小さいけれど、一目惚れだったのは青い目が素敵だった「メイタイシガキフグ」。
夫「俺のお気に入りは、これ。モンハナシャコ」
肉食性で、釜のような捕脚を高速で繰り出して餌を捕まえる。
パンチ力も強烈で水槽のガラスを割ってしまうこともあるとか?!
古代魚と呼ばれるハイギョ。
その出現は約4億年前のデボン紀などと言われても、そレは想像もつかない古代。。
その歴史、今日までの進化を思うとロマンも感じる魚かな。
まだまだ幻想的なクラゲやカラフルなカエル、触ってOKのタコ、ピラニアやチョウザメの群れ、上目遣いが可愛いカワウソなどなどいっぱいの水族館でした。
館内の順路は無く、思いのままに行ったり来たりの自由見学スタイルのおかげで、自分のペースで心ゆくまで水中の生き物とふれあうことができ、日常生活から離れた癒しの時間を提供してくれた鳥羽水族館は、一日いても飽きない充実の施設でした。
*****プチッとパリ*****
夜も綺麗。夜が綺麗な貴婦人。
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