
マチュー・ガニオとクリスチャン・ラクロワ
珍しく正面の大階段が開放され2階から入場可能☆
というワケで私も階段を上って♪
今回はサン・ローランのワンピースを着て出かけました。
去年の夏のソルドの戦利品です⇒https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/archives/mata.html
そういえば、今週からプライベートセールがぼちぼち少し始まる♪ 気になっているのは~、
そんなことより今回のバレエ演目は、Le Palais de cristal(水晶宮)とDaphnis et Chloé
(ダフニスとクロエ)。
チケットをよ~く見ると、シャンパンクーポン(シャンパン込み)のチケット(*^▽^*)
幕間のシャンパンも楽しみにしながらバレエ鑑賞スタート。
最初は"Le Palais de cristal"(水晶宮)。
振付はGeorge Balanchine(ジョージ・バランシン)、音楽はGeorges Bizet(ジョルジュ・ビゼー)
の交響曲第一番♪
このバレエは、ニューヨーク・シティ・バレエの創立者バランシンがパリ・オペラ座バレエのために
初めて手がけた作品なのだそう。
でも何より、この公演チケットを買った理由は今回初お披露目という
Christian Lacroix(クリスチャン・ラクロワ)デザインの衣装を見たかったから(●^o^●)
その衣装は、ルビー、サファイヤ、エメラルド、ダイヤを表す4色のカラフルなもの☆
音楽の4つの楽章に合わせて変わる衣装とバレエが融合した美しさにうっとりしました♥
そしてこの日、久しぶりに見たエトワールAgnès Letestu (アニエス・
女王様のようなオーラを放っていました。ステキ(≧▽≦)
今シーズンで引退とは淋しい・・・。
そのノーブルな美しさにうっとりしたまま幕間へ☆
楽しみにしていたシャンパンで乾杯♪ 私はロゼをいただきました。
シャンパン片手に久しぶりに見たアニエスの美しさはもちろん、夫とそれぞれ気になった
ダンサーの確認。お互い気になったダンサーは微妙にズレてるものの、たまに一致して
盛り上がる♪
「あのサファイヤの衣装で右にいたアジア人は何人?」
「ダイヤの衣装の娘も!」
「ルビーの衣装の男性が一際目立ってたよ♡」
そんな話をしていると、あっという間に幕間終了☆
二幕目は"Daphnis et Chloé"(ダフニスとクロエ)。
よッ、待ってましたッ!!!と声には出せないものの、気持ちはとても昂る♡
大大大好きな、私がパリオペバレエにハマるきっかけになったMathieu Ganio(マチュー・ガニオ)
を久しぶりに観ることができました(≧▽≦)
もちろん、主役ダフニス役♡
このバレエは、音楽が有名なMaurice Ravel(モーリス・ラヴェル)作曲のバレエ音楽。
そして振付がフランス人でニューヨーク・シティ・バレエのBenjamin Millepied(バンジャマン・ミルピエ)。
そう!最初のLe Palais de cristalの振付がニューヨーク・シティ・バレエ創設者のバランシンだったので
このバレエ公演は、ニューヨーク・シティ・バレエの新旧二人の振付を同じ日に鑑賞できるという
プログラム☆
そしてこのバンジャマン・ミルピエ氏は、ナタリー・ポートマン主演の映画「ブラック・スワン」
の振付師であり、彼女の夫であり、そして来シーズンからパリ・オペラ座の芸術監督に就任される方☆
というワケで、カーテンコールに登場した時に会場は一番盛り上がり、拍手喝采がすごかった!
ところで、「ダフニスとクロエ」というバレエは2世紀末から3世紀初め頃の古代ギリシアで
ロンゴスという人が書いた恋愛物語が原作。
エーゲ海に浮かぶ美しい島を舞台に少年と少女が恋を知り、色々と困難や試練の後にその恋を
成就させハッピーエンドとなるストーリー♡
久しぶりにオペラグラスも持参で、バードウオッチング状態でマチューを追いかけてしまいました(@_@)
久しぶりに観た華やかなバレエの世界はやはり美しく、そのキレイな動きと鍛え抜かれたしなやかな体の
ライン、心地良い音楽にうっとりした1時間半でした。
ちなみにこちらが、この日のディストリビューション★
新芸術監督のバンジャマン・ミルピエ氏、そして益々ステキなマチュー・ガニオ、
来シーズンも楽しみです♥
À demain(^_^)/~
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