
Melograno・Lungarotti☆ワインメーカーズディナー
<東京ブログ:Tokyo Quotidien>
この春、移転して新しくなったイタリアンレストラン『Melograno』(メログラーノ)で初のワインメーカーズディナー開催。
そんなワインイベントに参加するのも久しぶり!とワクワクでお邪魔しました。
イタリア・ウンブリア州の名門ワイナリー『Lungarotti』(ルンガロッティ)と、後藤シェフによる料理の共演、コラボというなんともグルマンなイベント。
ウンブリア州でも修行された後藤シェフがワインに合わせたオーセンティックな料理を作ってくださり、いつものメログラーノとはまた違ったイタリアンを楽しむことができました。
この日、いただいたワインはこちらの6本。
いただく前に1本1本、ワイナリーの現在の当主で創業者ジョルジョ・ルンガロッティのお嬢様Chiara Lungarotti(キアラ・ルンガロッティ)さんがワインの特徴を説明。
続いてそのワインに合わせた料理を一皿一皿後藤シェフが説明。
ワイナリーの色々はもちろん、これまでほとんど知らないウンブリアの魅力を知り「へーー」の連発。
<料理:トルタアルテスト>
<ワイン:ブリュッド・ミレジマート>
地元ではスナック的に軽く食べられているという平焼きパン。
こんな専用のお鍋で焼くのだそう。
焼きたのトルタ・アル・テストにスイスチャードと生ハムをサンド。
パリっした香ばしい食感と香りがいい☆
ルンガロッティは、ウンブリア州トルジャーノ(Torgiano)を拠点とし、モンテファルコ(Montefalco)にも畑を所有し、その代表銘柄は、「Rubesco」(ルベスコ)。
それは、サンジョヴェーゼ主体の赤ワインで、トルジャーノDOCおよびトルジャーノ・ロッソ・リゼルヴァDOCGの象徴的存在だそう。
<料理:空豆のスカファータ、ブルスケッタ添え>
<ワイン:トッレ・ディ・ジャーノ>
栽培品種は、サンジョヴェーゼ、サグランティーノ、グレケット、ヴェルメンティーノ、シャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローなど、多様な品種を手がけているルンガロッティ。
<料理:トリュフのタルトタタン>
<ワイン:オウレンテ>
このブログでもお馴染みのメログラーノのスペシャリテ料理をウンブリアで後藤シェフが出逢ったハンドペイントのお皿に載せて。
このお皿、創業当時から私も好きです♡
<料理:スパゲットーネ ランチェット>
<ワイン:モンテファルコ・ロッソ・リゼルヴァ>
うま〜!シンプルに、でもどこまでも美味しい絶品パスタにちょっとクセのある赤ワインが見事にマッチ。
ルンガロッティは文化活動にも力を入れており、1974年にワイン博物館「MUVIT」を設立し、2000年にはオリーブオイル博物館「MOO」も開館。そんな話を伺うと行きたいな〜!な気持ちが膨らみました。
<料理:鳩のロースト>
<ワイン:ルベスコ・リゼルヴァ>
メログラーノで鳩をいただくは珍しい?!
フランス、イタリアでは珍しくない食材ですが、個人的には日本では食べる機会は少ないだけでに、この美味しさにびっくりの感激。
ワインとキアラさんの明るく、わかりやすい解説でウンブリアの魅力がヒシヒシと伝わってきまして、これは是非そう遠くない将来にウンブリア行かねば!そもそもアッシジ大好きだし!と、ワインと料理が進むほどに気持ちも盛り上がりました♬
<ドルチェ:マスカルポーネのプリン、グラッパ・ディ・サグランティーノ風味>
<ワイン:グラッパ・ディ・サグランティーノ>
ちなみにルンガロッティの日本における輸入元は、老舗の食品・酒類輸入商社「明治屋」(Meidi-ya)☆
ワインつう、食通の集まった大人の夜はとてもステキに愉しく、初めてお会いする方ばかりでしたが、あれこれ話もはずみ時間はあっという間でした。
キアラさんからはお土産にワインまでいただき、贅沢にワインと料理、お喋りのマリアージュを愉しだ夜でした☆
*****プチッとパリ*****
ワインイベント@メログラーノで、お隣にいらしたムッシュは、90年代にパリに暮らしていたそうで、当時のパリ話はまた興味深く面白かった〜。
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