Frühstückの光景
雪国に来て、寒いせいか道行くカップルや夫婦がしっかり寄り添って歩くシーンをよく
見かけます。
寒いからベタベタ、イチャイチャしても暑苦しさ無し!なんだかとってもイイ雰囲気♡
今朝は雪の中を男性が女性をおんぶしながら歩いてた♥︎ かわいい!
K「私もおんぶされたい!あなたにおんぶされたことないよね?」
夫「転んだら頭打つよ」
合宿中にロマンチックを求めた私が間違っていた(>_<)
ソリを引くパパと子供のシーンもとても多くて、見てて楽しくなります。
パパ、がんばって!
朝からそんなシーンを眺めながらのFrühstück(朝食)です。
今までスキーバカンス中は朝は少しでも長く寝ていたいこともあって朝食はパジャマで
ルームサービスでした。
今回も最初はそのつもりでいたのですが、やはりダイニングルームへ行った方が選択肢が多く、
好きなものを好きな分だけ、その日の体調と気分に合わせてチョイスできるのでダイニングへ
行くことに。
(朝7時半頃はまだ薄暗い)
もともとそれほど大きなホテルではないこともあり、滞在も3日目、4日目を過ぎてくると、
同じくらいの時間帯に動く宿泊中のお客さんとは自ずと顔見知りになります。
(夕ご飯を食べ過ぎて、朝はお腹がすかないかも?と思ったのに毎朝しっかりお腹が空く...)
朝だけ同じ時間に顔を合わせる男性(スラリと高身長で推定年齢75歳のロマンスグレー)と
顔見知りに。
朝会うと、読みかけの新聞から目線を外し、グッモーニンと言いながら右手を軽く上げてくれます。
名前は伺ってないので勝手に私の中で「フリードリヒ」と命名。
(朝もチーズをいただく♫)
このフリードリヒさん、見るからに気難しいそうな頑固ジジイ風。
仕事は引退し、冬はスキー三昧のために悠々自適なホテル暮らしをしている様子。
長年のリピーター客で、今回もかなりの長期滞在らしく、ホテル内で知らない人はいない的な名物、
重鎮客だそう。
(人参林檎ジュースを飲むと目が覚めます☆)
そんなフリードリヒさんは、子供が大嫌い...。
自分のテーブル近くに子供が来ると露骨に拒絶反応を見せ、ホテルの人を呼び、自分の
テーブルから遠くに行かせるように遠慮なく指示。
無理な時は自らテーブル移動(=_=)
今日も朝から元気な女の子が「これ、美味しいよ」と教えてくれた。
(のだと思いますが、ドイツ語なのでわからず...。とりあえずダンケ!)
なのにチビッコ自身には怖がられないのか、毎朝違う子供がフリードリヒさんの近くに来ては
「ヤーーー!」と元気に騒ぐ。
そしてフリードリヒさんはシッシッとあしらうことの繰り返し。
(朝は、たっぷりのフルーツとヨーグルトでスタート♫)
そのうち子供のママがダイニングに入ってすぐに「ダメよ、その席は!」と制しても、
子供はフリードリヒさんの近くへ行ってしまうし、まだ言葉にならない言葉で大騒ぎ。
(卵コーナーではオムレツには好きな具材をオーダー)
フリードリヒさんの迷惑顔がちょっと笑える。かなり笑える。
フリードリヒさんは強面だけど、本当はとても優しい人なんじゃないか?!
子供は本能的に自分にキツイ人と優しい人は嗅ぎ分けられるような気がするから...。
でもどうして、フリードリヒさんはあんなに子供嫌いな態度でいるのか?!
妄想好きな私は朝からフリードリヒとチビッコ物語を空想して楽しんでます。
(ハム、玉ねぎ、マッシュルーム入りのオムレツ★
同じ具でも毎朝作る人によってふんわり感や形、味が違う〜)
子供と老人の朝は早い...。
なので毎朝鉢合わせしてまう彼ら。
そのうちフリードリヒさんが笑顔でチビッコにモルゲン(おはよう)と言ってくれないかな〜。
そう簡単には彼の心を開くは難しそうだ...と思いながら、先に席を立つ私達はフリードリヒさんに
Have a nice ski dayと声をかけて一日がスタートです。
(夫は卵かけゴハンならぬ半熟卵がけトースト...。)
そういえば、こちらでいただくハム・ソーセージやエアドライビーフもとても美味しいので
お土産に買って帰りたい★
おまけは、「華やかなクグログ」をBelle et Bonneで
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-509.html
à demain(^.^)/~~
ARCHIVE
MONTHLY