
chorus巡り
今回ヴェネツィア本島ではたくさんの教会を観てまわりました。
その際に大活躍したのがこの"chorus"パス。
入口に"chorus"のサインがある教会に一年間有効で一教会につき一回入れるというもの。
10ユーロです。
ヴェネツィアの教会はほとんどが有料(数ユーロ)なので、色々見てまわるならお得です。
という訳で、
K 「記録に挑戦!全部まわろう!」
夫 「またそんこと言うし・・・。無意味な挑戦だよ。」
結果は本島中心の16個中12個の教会をまわりました。
K 「あと4個だったのに~~!」
夫 「毎日俺は地図を全く読めない人と一緒でクタクタだ・・・」
K 「一年有効だからまた秋に来る?」
夫 「もうイイです。」
残念ながらどの教会も撮影禁止なので素晴らしい祭壇、絵画、彫刻はカメラに収めることが
できませんでしたが、とてもお得なチケットなのでこれはおススメです。
外ではカンツォーネの歌声が聞こえ、ツーリストたちが行き交う賑やかな通りでも一歩教会に
足を踏み入れると、そこは静寂。
おもいきり繁華街なのにわかりづらい入口ということもあって、ほとんど人が足を
止めないような、忘れられた感のあるところも。
でも個人的にはそんな教会が好き。
中も一際空いていて、お祈りや考え事に集中できる。
流れてくるオルガンの音色や鐘の音が心に沁みる。
連日日中は汗ばむほどの暑さだったのに、石造りの教会内は独特の涼やかな空気。
ただ繰り返しキリストや聖人使徒の苦難の場面を見ていると、精神的に
しんどい気持ちにも。
キリスト教徒ではないので教会へ通うという習慣がないのですが、
毎日の中でたまにはこうして神様と対峙するような、というより自分の中の奥にある何かを
見つめてみる、考えてみる、そんな時間は大切だ、と思ったヴェネツィアの教会めぐりでした。
★おまけのこぼれ話★
日本は今は梅雨でしょうか?
日本の梅雨、夏の湿度を知っているのでヴェネツィアの空気はドライにさっぱり感じます。
でも海に囲まれたヴェネツィアは、イタリアの中でも湿度が高く除湿器も需要があるらしい。
そしてパリなどではあまり出没しない蚊もヴェネツィアはこれからの季節は増えるのだそう。
なのでホテルには蚊取り「ベープ」がありました。
「まだ大丈夫でしょ。そんなものよりコレコレ♪」と、爽やかに香るブルガリのボディミルクを
たっぷり体に塗ってしばらく裸族で過ごす心身解放時間。 サイコー♪
そろそろ寝ようと(夫はとっくに夢の中。いい夢、見ろよ☆なんて思っていたら)
かゆいっ!!
左足首内側が赤く膨らんでいる・・・。蚊に刺されてるぅぅ。
寝てる間もかゆくて・・・。
これからの季節、ヴェネツィアにはムヒ持参で!
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