
フレッシュなモリーユで
今日もパリブログ☆
久しぶりにマルシェに食材調達に行くことに。
今の自宅近く近辺にはマルシェは立たないので、結局事情の良くわかっているパリ5区の
Marché Maubert(マルシェ・モべール)へ。
先日レストランSpringで食べた時に、美味し〜っ!と感激したのが、フレッシュなmorille
(モリーユ茸)でした。
(関連ブログ⇒ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/archives/spring-3.html )
春のキノコ、「モリーユ茸」は生息期間が短いそうで、フレッシュなものはなかなか貴重なの
だそう。
と知った直後にマルシェで見かけたら買ってしまうだろ〜、しかもプロモーションだし☆
というワケで1パック買ってみました。
モリーユ茸は、日本語では「アミガサ茸」と言うそうです。
確かに網網な形状なので刷毛や歯ブラシで丁寧に掃除をした方が良いのでしょうが、面倒くさい
ので流水でジャバジャバと洗いました。
パリのレストランなどでは、モリーユ茸はクリームソースで使われることが多く、その肉厚な
弾力のある食感はまるでお肉のよう☆
という訳でステーキに添えようと思っていると、マルシェで美味しいそうなbavette(バヴェット)
を発見♡
となると、うちではチーズソースで食べるのが最近のお気に入り。
マルシェの帰りにスーパー・モノプリに寄ってソースに使う青カビチーズを調達。
今回は、フランス・オーヴェルニュ地方のブルーチーズを使ってみることに。
クッキングスタート☆
自宅では「乾燥モリーユ茸」しか使ったことがなかったので、まずはネットで調理法を調べて
みると、モリーユ茸の生食は有毒らしく、しっかり火を通して食べないとダメらしい。
なので、エシャロットとパセリと一緒にしっかりソテー。
それとは別にチーズをグレイビーで溶かしてソース作り。
K「お〜、いい香りがしてきたね〜。私が飲んでるワインをちょっと入れようか?」
夫「なんで、もう飲んでるんだよ!」
K「え、そのソースに合うと思って」
以前テレビで、ビリー隊長(ビリーズブートキャンプの)がゲストを招いてのBBQパーティーで
肉を焼く時の大きなこだわりと、一家の大黒柱的ホスト側のスマートな姿勢に刺激を受けた
我が家のビリー(夫)は、肉を焼くのはオトコの仕事!と気合いを入れて焼くようになりました...。
で、オリーブオイルで軽く焼き目をつけた後は、チーズソースの中へ。そしてモリーユ茸投入☆
最後は、刻んだシブレットを。
茹でたジャガイモを添えて完成☆
皮が薄く、小さくてねっとり、甘味のあるRatte(ラット種のジャガイモ)。
自宅でフレッシュなモリーユ茸を食べれるのが嬉しくて赤ワインも開けてしまいました。
K「なんかこれ、歯磨き粉の味がする。」
夫「・・・。もう少しエレガントに表現できない?」
K「クリニカみたい☆」
夫「違う!そーゆーことじゃなくて、清涼感があるとか言ってくれると美味しそうに
聞こえるのに...」
セパージュはメルロ主体のワインなのですが、私にはまろやかなメルロっぽさがあまり
感じられず...。
料理との組み合わせの結果なのかもしれないのですが、ワインの味は最初に拾った味や
自分以外の人が気がついた香りを言葉で聞くと、その後はその味を感じるようになるのが
おもしろいところ。味覚と知覚の関係。
とは言え、ワインはあまり考え過ぎないで美味しく飲むのが一番。
20時でもまだ明るいパリの空に乾杯!(^^)!
おまけのパリは、「その名はローズちゃん」をBelle et Bonneで☆
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-617.html
à demain(^.^)/~~
<info>
Marché Maubert(マルシェ・モべール)
Place maubert 75005 Paris
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