
秋の敦煌(とんこう)
この夏に初めてお邪魔して以来、すっかりそのお料理の大ファンとなったのが、新宿区曙橋
にある創作中華料理の「敦煌(とんこう)」。
(関連ブログ⇒ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/archives/post-384.html )
ディナーのみの営業で月替わりのコースメニューのみ、5,000円。
以下は9月のメニューです。
枝豆と言ったら普通は塩茹でですが、こちらのお店では八角と花山椒風味。
ありそうでなかった初めての味☆
クラゲ、イカ、キクラゲ、玉ねぎ、キュウリの甘酢和え。
きしめんのような太いクラゲはコリコリ、コリっとしたイカ、シャキシャキのキュウリなど
それぞれの食感が楽しめる優しいお味。
苦瓜の肉の詰め物は、梅を感じる甘ピリ辛なソースでいただきました。
苦味が苦手な私でも美味しくいただけた一品☆
バンバンジー風鶏肉は、お肉が柔らかく、山椒の粒がアクセントのゴマだれソースが美味!
下には太い春雨とセロリがしかれ、ソースを絡めて鶏肉と一緒にいただくとパーフェクト。
毎月のコースに必ず登場するというスペシャリテの「ひと口水餃子」は、皮も具も独特のタレも
本当に美味しくて、何個でも食べれる感じ。
トマトと卵の炒め物。
中華料理では定番的なこの炒め物は色々なお店で食べてきましたが、個人的にはこちらの
お店が私史上No.1☆
単純そうに見えるお料理だけに微妙なさじ加減と火入れにご主人のワザが光る☆
しめじ、もやし、人参、豚挽肉を使ったかた焼きそば。
一瞬自宅でも作ってみたいと思う料理が多いのですが、口に運ぶとこの味は無理!
決して家じゃ再現できないと感じるお料理ばかりなのです。
中華料理というと味が濃いめの印象もあり、どちらかいうと男性が大好きな料理という
イメージもあるのですが、こちらのお店のお料理はとても繊細で優しいのです。
そのせいか女性のお客さんも多い印象です。
化学調味料的なやや不自然な旨味は全くなく、素材の美味しさがストレートに伝わってくる
ものばかり。
この日、〆に登場したのは麻婆豆腐。
お店のマダムが「ゴハンも召し上がりますか?」と。
もちろん、即答で「はい、いただきます!」
やっぱり麻婆にはゴハンが欲しい!(^^)!
常時4〜5種類あるというデザートの中からこの日私が選んだのは、「トウモロコシのプリン、
ココナッツクリームがけ」。
トウモロコシとココナッツ、大好きなもの2つで嬉しさも2倍な美味しいデザートでした♥︎
K「いや〜今回も美味しかったね。パリに戻ったらしばらく食べれないのが残念だけど
その分、今日はしっかりいただいて満足、満腹!」
夫「パリに行く前にもう1回行くぜぃ♫」
K「また私が席をハズしてる間に予約を...」
今更だけど夫婦間でわかったことは、本当に欲しいものや行きたい場所には予め相手に
相談・確認などは取らないということ。
私のショッピングも事後報告にしよう...と思いながらの帰り道でした。
おまけのパリは、「秋のヴィンテージ」をBelle et Bonneで☆
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-753.html
à demain(^.^)/~~
<info>
敦煌(とんこう)
東京都新宿区舟町15 野方ビル1F
03-3355-5801
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