Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

Arsène Lupinのアジト

7月に入るとパリはすっかりバカンスモード☆

「Bonnes vacances!!」な声もあちこちで聞こえてきて、気分が浮き立つ7月。

という訳で?バカンス気分でAAご夫妻と車を飛ばしてご一緒したのは、

130712 (2).JPG

 ココ!

130712 (5).JPG

オート・ノルマンディー圏にあるÉtretat(エトルタ)海岸でございます 。

エトルタの断崖は、強い風と雨にさらされてできた自然のアーチが独特な景色。

このアーチは1個だけなのかと思ったら、ガイドブックに載っているこの大きなアーチの後ろに

更に2つのアーチがあることを知りました。

水もキレイです!

130712 (9).JPG

この景観は19世紀の代表的な画家、モネ(Claude Monet)やクールベ(Gustave Courbet)

たちが描いたことでも有名です。

130712 (12).JPG

その岸壁は石灰岩なので太陽の光を受けると一際白くて美しい。

130712 (11).JPG

そして「エトルタ海岸」と言えば、私の中のイメージは「北陸の海岸」でした。

ザブーンと波が高くて夏でもやや水が冷たい。

どちらかというと人気はなく、ちょっと淋しい雰囲気かと思っていたら、びっくり!

海岸は日光浴客で賑わっておりました。(さすがに泳いでいる人は少ない。)

130712 (6).JPG

街にもたくさんの人、人、人。

130712 (15).JPG

皆さん楽しそうにモリモリと食べて飲んでデジュネをゆっくり楽しんでいる様子。

まさにバカンスのワンシーン。

130712 (3).JPG

で、更にエトルタと言えばMaurice Leblanc(モーリス・ルブラン)の怪盗紳士

Arsène Lupin(アルセーヌ・ルパン)です!

シリーズ最大ヒットの奇巌城」!!

130712 (8).JPG

なので街の目貫通りには、"Maison Maurice Leblanc (Le Clos Arsène Lupin) 

という作者モーリス・ルブラン氏が妻のMargueriteと息子のClaudeとともに

20年以上毎年夏を過ごし、晩年に暮らしたという邸宅が「ルパンの館」として公開中でした。

130712 (27).JPG

入りませんでしたが、お庭はこんな感じ。

ルパンファン、ルブランファンならじっくり見たい館かも...。

130712 (18).JPG

「やだ!ネックレスがない!」

これはルパンの仕業?!と一瞬焦ったのすが、そうではなく、朝出発が早かったので

ただのつけ忘れでした・・・。 

  

パリから車で片道2~3時間で別世界を体験した楽しいドライブでした。

フットワークが軽く、いつも楽しく明るいAAご夫妻に感謝☆

 

おまけとコメントはBelle et Bonneブログで☆

 

 

KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

ARCHIVE

MONTHLY

フィガロワインクラブ
Business with Attitude
キーワード別、2024年春夏ストリートスナップまとめ。
連載-パリジェンヌファイル

BRAND SPECIAL

Ranking

Find More Stories