ショコラ&フロマージュのタルティーヌ
毎回必ず持ち帰るパリのお土産の一つが、Laurent Dubois(ローラン・デュボワ)のチーズ☆
M.O.F(Meilleur Ouvrier de France・フランス国家最優秀職人賞)の称号を持つ
チーズ熟成士さんの中でも、私はデュボワさんのファン♡
イケメンとかではない?けど(という言い方もなんだけど)、お客さんでごった返す忙しい時でも
チーズの説明はいつも親切で丁寧。
一見The職人風で生真面目そうに見える反面、話すと物腰柔らかで饒舌。
ちょっとタイトなブラックなアルマーニ・ジーンズを履いてたりで、あら?意外とちょい悪系?!
と、そのギャップも素敵♡と秘かに思ってるわけで。。(そんなことはどうでもいいけれど...)
とにかくどのチーズも美味しいLaurent Dubois(ローラン・デュボワ)。
こちらのお店では真空パック代は無料。
日本への持ち帰りを考えると、やはりハードタイプの方が持ち帰りやすいです。
とは言え、帰国後すぐ食べるならソフトなものも...♡
という訳で、帰国直後にクセのない白カビチーズ"Brie de Meaux"(ブリー・ド・モー)に
プルーンの赤ワイン煮を添えていただきました。
これを食べるとオーストリアを思い出す...。
(関連ブログ⇒ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/archives/post-136.html )
シェーブル(山羊)チーズ好きなので、必ず自宅用に1つは買うことに決めているのですが、
今回はロワール地方の"Selles-sur-Cher Confit"(セル・シュール・シェール コンフィ)。
その名前の由来はロワール川支流のシェール川流域の町の名前だそう。
特徴的なのは黒っぽい表皮ですが、これは昔、殺菌や保存のために炭をまぶしていたから。
こちらにはナッツの蜂蜜漬けを添えてみました。
イイ感じの食べ頃熟成で、ややセミハードでねっとり感がたまらなく美味しい(^u^)
そういえば!只今発売中のフィガロ・ジャポン5月には、垂涎もののチーズ情報満載☆
その種類、特徴をちょっと知るだけで選ぶ楽しみが広がり、宴は何倍も愉しくなる。
そして今回お土産に渡した皆さんが大絶賛したのが、2014年の夏のミルクで作った
"Comte"(コンテ)★
弟「ねーさん、このチーズやべー!」
J「ケーコさん、このチーズ美味し過ぎます!」
S「家族みんな大好きでした。娘はお弁当と一緒に学校に持っていき、友達に分けたら大評判に!」
T「食べ過ぎて危険なので小さく分割しました!でも食べちゃってるよー。」
等々LINEやメッセージが届き、私も自宅用を改めて食べてみて、悶絶、そして思わず小躍り?!
買う際に隣りに同じ2014年の春ミルクで作ったものがあり、どちらも試食できたので比較
したのですが、春ミルクは軽め爽やか、夏ミルクは濃厚。ただ濃厚と言ってもそれほどの熟成感
はないので、36ヶ月熟成もののようにアミノ酸がジャリっとするようなことはなく、
濃いけど食べやすいという感想。
その夏ミルク・コンテを使って初めてトライしたのが、ショコラとフロマージュのタルティーヌ。
というのも、これは以前パリで見た三ツ星料理人ミッシェル・ブラス&セバスチャン親子の
ドキュメンタリー映画の中で、ブラス氏のお母さんが作っていたのがとても美味しそうで
ずっと私も食べてみたいと思っていたのです!(^^)!
チョコレートはカカオ何%を使うか迷いましたが、今回パリで買ってきのは66%のもの。
映画の中ではチーズとチョコレートは溶かしていなかったと思うのですが、ちょっとオーブンで
温めてみました。
甘味、苦味、塩味が渾然一体となって口の中でサンバカーニバル状態よ〜っ!
と、あまりの美味しさに私の頭はおかしくなってゆく...(ー_ー)
チーズの塩味の深みがハンパなく、なんてことはないタルティーヌなのに、とても豊かな
気持ちになれました。
これは次回のお招きごはん・朝ごはんでお客様にも披露したいメニューです★
おまけは「クモマグサ」をBelle et Bonneで
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-939.html
à demain(^.^)/~~
<info>
LAURENT DUBIOS(ローラン・デュボワ)
47 ter,boulevard Saint Germaint 75005 Paris
01.43.54.50.93
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