
リクエストはBlanquette de Veau!
今更感満載ですが、帰国前の嬉しかった&美味しかったパリブログ☆
すっかりこのブログでもお馴染みの我が家のカンティーヌ的ビストロ、
Les Papilles(レ・パピーユ)。
オーナーBが、
B「ケーコ、食べたいものある?あったら今日帰る前にトム(シェフ)に伝えてって。
今度来る時に用意しておくから!」
K「ホントに!? 食べたいもの色々あるな〜。ちょっと考える!」
こんな時に思うのよね〜、フランス男は優しい&レディファースト文化だと。
というのも、日本で夫と外食した時(OL時代のボスたちとの食事でもそうだった)
お店の方が気遣う、気にしてるのは男性側のリアクションのことが多い。
食事のリクエストはもちろん、お気に召したかどうかも男性側の感想が尊重されがち
だったり、言葉で上手く言えないのですが、男性を立てるということがとても自然で
且つ、それを求められるところも...。
席にしても無意識に私が上座なんかに座った日にゃ〜何してるんだよ!な冷たい
視線...。
それとは逆にフランスでは、レディが、マダムが、露骨に尊重される。
(と私は感じている)
<ワインはブルゴーニュ。Nicolas Rossignol (ニコラ・ロシニョール)のVolnay(ヴォルネイ)
>
レストランにしてもブティックにしても、最終的には私が夫と相談することはわかって
いても、最初の質問は「マダム、どういたしましょう?」「マダム、お気に召しましたか?」
とレディファースト。
グラスが空いてもワインを注いでくれるのは男性だし♡
これに慣れてしまうと勘違いしてワガママ子になってしまうのよね〜。
夫「皆さん!これがスポイルされた女の悪い例です!」
K「皆さんって誰に言ってんの?」
夫「君の友達全員に言いたい...!それとブログを読んでくれてる人にもね。。」
と、前置きなが長くなったけれど、私がリクエストしたのはフランスの伝統料理
Blanquette de Veau(ブランケット・ド・ヴォー)。
仔牛のクリーム煮込みです。
添えられたのは、ロンググレインなライス。
粘り気のないパラパラしたゴハンは、クリームソースに合う。
美味しいっ(●^o^●)
小麦粉や生クリームで白く仕上げるBlanquette de Veau(ブランケット・ド・ヴォー)。
fricassé(フリカッセ) と混同すること度々...。
どう違うの?と毎回調べてしまうけど、
「フリカッセは素材を色づけないようにソテーしてから白いソースの中で煮込み、
素材の旨みをソースに移しながら仕上げる。ブランケットは素材を直接フォンや水で
煮込んでから煮汁に生クリームなどを加えて白く仕上げる」という説明がしっくり感じ。
前後してしまいますが、この日のスープはポワローネギでした!(^^)!
チーズは、バスク地方名物"Ossau Iraty"(オッソ・イラティ)。
オッソ・イラティは羊のチーズですが、比較的クセがなくて食べやすいことでも人気。
こんな風に薄〜くカットして並べると、ちょっとオシャレに見える〜。
そしてオッソ・イラティに添えるものと言えば、黒さくらんぼのコンフィチュール!
デセールは、シナモンなどスパイスが効いたチョコレートクリーム。
という訳で、Les Papilles(レ・パピーユ)で、わがままリクエストさせてもらった
Blanquette de Veau(ブランケット・ド・ヴォー)をはじめ、いつも通りハズレ無しの
スープ、バスクのチーズ、濃厚デザート、美味しいブルゴーニュワインと大変美味しく
いただいことを思い出しました(●^o^●)
おまけのパリは「やっぱりフランスチーム」をBelle et Bonneで
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-972.html
à demain(^.^)/~~
<info>
Les Papilles(レ・パピーユ)
30 Rue Gay-Lussac 75005 PARIS
01 43 25 20 79
http://www.lespapillesparis.fr/
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