
ジャン・ジョルジュでプリフィックス☆
先週からNYに暮らすアメリカ人の友人EJ夫妻がパリに遊びに来ています。
毎年パリに来ている彼らはパリグルメ情報にとても詳しい。
そんなグルマンな彼らも驚いているのが、パリにおける日本人シェフの活躍ぶり。
ニューヨークタイムズ紙でも特集記事で紹介されたとか。
今回彼らのパリ旅行は、ディネは日本人シェフのレストラン・ビストロの食べ比べをテーマに
掲げて食べ歩いているようです。
そんな中、NYで成功したフランス人シェフ・ジャン・ジョルジュ氏の話題も。
「東京・六本木にも支店があるんだよ」な話から、先日アップしそびれてしまっていた
美食ネタ@ジャン・ジョルジュを思い出したので、今日はそちらを☆
ハーブと空豆に桜海老がアクセントのアミューズで始まったこの日、コース料理ではなく
Choice of 3 Dishesのプリフィックスメニューでいただきました。
それはアラカルトメニューの中からデセール以外の3皿をチョイスするというもの。
ガッツリ系3皿でも、軽め3皿でも、お腹具合に選べるのが嬉しい♥︎
レストランのシグネチャーディッシュのひとつ、キャビアをたっぷりつかったエッグキャビア☆
が、撮影前に夫がすぐさまスプーンを突っ込んでしまい、キレイなカタチが崩れて...。
K「もーーちょっと待ってよ」
夫「キミの写真なんて待ってられるか!」
いつものように険悪なムードで始まったわー(>_<)
そんなおもいきり憮然、ムっとした夫を一瞬で笑顔に変えてくれたのは初めて頂いた
「キャビアとハーブのエッグトースト」。
夫「これ、旨いっ!!」
卵が効いてねっとりとした薄トーストパン、その芸術的な焼き加減にキャビア、ハーブ、トマトが
口の中で渾然一体ハーモニー。
K「こりゃ芸術的だね♥︎」
夫「もっと食べたい!」
K「キャビアですから、、このくらいで...」
目の前で注がれたのは、
グリーンピースのスープ。
白いパルメザンチーズのふわふわムース状のクリームの上にソフィスティケな滑らかな口当たりの
スープが注がれ、下にはカリカリ食感のクルトン。
とても美味しい(^u^)
甘くホクホクしたロースト人参は、フランスでいただく人参を彷彿させた有機人参のサラダ☆
久しぶりの来店にも関わらず、米津シェフがサービスしてくださったのは今が旬!の
アスパラソバージュとジロール茸の一皿。
クリームソースとパルメザンチーズを絡めながらパスタのようにいただきました。
帆立貝とカリフラワーの一皿は立派で大きな帆立がジューシーで甘く、カリフラワーのコリコリ感が
これまた美味。
ソースがケイパーとレーズンのエマルジョン!
まるでデセールのようにお目見えしたのは、フォアグラのブリュレ♡
パイナップルとルバーブジュース風味が効いていて、フォアグラの旨味が引き立つ
こうして目の前で仕上げていただくと、さすが☆付きレストラン料理だな〜と(#^.^#)
オマール海老のシアード(表面に軽く焼き目をつけたもの)を翡翠ソースで!(^^)!
美味しいし、キレイだし、隣りの席の外国のお二人も「アメイジング!」と感激してる〜。
思わず私も「ソ〜、デリシャス!!」
フランス料理だけどNY気分になってきた?!
夫「そろそろ行くかな〜、ニューヨーク...」
K「行く行く!!」
生ハムを巻いた豚ロースのローストは、マッシュルームのグレーズとセージを香らせて。
さっぱりキウイのムースソルベでお口直し。
パンナコッタ・ジャン・ジョルジュ風。
夫はパンナコッタ好きだけど、オーダーの前に必ず尋ねるのが「フルーツソースはかかってますか?」。
かかっている場合、彼はオーダーしない。
そのへん、よくわからないこだわりをお持ちで(=_=)
最近私がハマっているニュージーランド発デザート、パブロヴァ。
デザートメニューにあったらオーダーです♡
上品な色々ベリーのパブロヴァでした。
この日もワインはお料理に合わせるワインペアリングで楽しみました。
シェフソムリエの田中さんセレクションのお皿ごとのマリアージュ。
そしてちょっと残念なお知らせだったのが、その田中さんが7月半ばをもってこちらのお店を去ること。
田中さんには彼がパリ在住の頃からお世話になっていて、私達夫婦にとっては最初のワインの先生
でもあります。
田中さんに教えていただいたワインの色々、ご案内いただいたワイナリー、一緒に囲んだテーブルと
思い出も多く、東京を離れてしまうというお知らせに寂しさを感じます。
でもワインは人を繋ぐ。
田中さんとの近々の再会を楽しみに、最後まで美味しくいいただいたワイン&お料理のマリアージュ
でした。
おまけのパリは「食べても食べても」をBelle et Bonneブログで♬
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JEAN-GEORGES TOKYO(ジャン・ジョルジュ トウキョウ)
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