
夏至でロックでソルドなパリ☆
6月21日、夏至のパリと言えば、"Fête de la musique"(フェット・ドゥ・ラ・ミュージック)。
パリが、フランスが、ヨーロッパ中が音楽に包まれる音楽祭り♬
この時期になると、よく利用するメトロ・Duroc(デュロック)駅がDurock駅になる♪♪
今年はこんなrockなデザインでした。
左岸に暮らしていた頃はソルボンヌ大学界隈では大学生らしきたくさんのバンドグループが
あちこちで演奏をしていて毎年深夜まで賑やかな夜だったのですが、今暮らすエリアは
"Fête de la musique"(フェット・ドゥ・ラ・ミュージック)なのにとても静か...。
近所のカフェでセミプロなムッシューがギター片手に渋く歌ってるぐらいでした。
静かな夏至の夜ね...と思ったら、やってくれました隣りの例のドラ息子(>_<)
0時前帰宅したようで突然大音量で音楽スタート。しかもロック...!
またまたどんどん人がやってきてのパーリー、パーティーな雰囲気(=_=)
その騒ぎは明け方まで続き、3時前に起こされた私はすっかり寝不足ようっ!
(そんな騒音の中、夫は熟睡←羨ましいと同時に一人夢の中でちょっとムカつくような...)
40過ぎての寝不足は顔に出る...化粧のノリも悪くなる...。
翌朝、どーしてくれんだよ、この顔!とぼやきながらのメイク。
思わず隣りの壁に向かって奇声を発してみた。。
と、朝からとても不機嫌でしたが、ロックなシャウトでちょっとスッキリ!
大声を出すって気持ちいい..。
そんな朝で始まった翌22日はパリの夏の公式SOLDES(ソルド、セール)スタート日☆
昨日までの曇天は去り、朝から快晴、ソルド日和☆
いつものように自分のものはプライベート&プレセールでちゃっかり終了していたので、
今日からは日本の家族に頼まれているものや自宅用のリネン、キッチン雑貨を探しへ出かけました。
午前中に右岸のデパート2軒・プランタンとラファイエットをざっくり回ると、どの売り場も
ソルド初日の午前中にしては比較的空いている印象。
ただ靴売り場のいくつかの特定のブランドだけは行列。
ツーリストの減少や雨がちで寒さ続きだったせいか、早くからたくさんのお店がプレセール、
プロモーションをしていたけれど売れ行きはいまいちで、公式ソルドもスタート時から割引率が
例年より大きめだ、と朝の情報番組では言ってました。
確かに商品はまだたくさん残っている様子だし、ラファイエットはソルド期間中ずっと毎週日曜日も
営業するというので驚きです(@_@;)
では、今回私のソルド戦利品を小出しに。。
まずはパールグレーのRick Owens(リック・オウエンス)のロングスカート。
あまりトレンドに左右されず、常にリックらしさがあるこのブランドの大ファン。
そのリックらしさとは?と改めてブランドコンセプト等をチェックしてみると、デザイナー・
オウエンス氏が敬愛しているのはマダム・グレとマドレーヌ・ヴィオネで、両者の流れを汲む
スタイルが特徴なのだと。
シャドーなどのくすんだ色合い、ミニマルに、ドレープの美しさを表現する、と。
マダム・グレ、シャドー、ミニマル、ドレープ、全て大好きなファッション・キーワード。
平置きだとただの布...って感じなのに体を入れると急に生き生きしてくるリックの服。
バックスタイルの右から左斜め下にドレープがたっぷりで、歩いた際にユラユラと揺れる。
生地はフェイクなレザー。穿き心地はしっとり&ひんやりした感じ。
メリもハリもない私の体でも少しカービーに見えるのも嬉しいポイント。
実はこのスカートはシーズン最初に狙っていたのですが、どのお店でも私のサイズは品切れ。
なぜかこのタイミングでひょっこり現れてくれました。
こんな風に欲しかったものにソルドで出会えるとご縁を感じてしまう☆
普段持ちのシンプルで、たくさん入って、使いやすく、軽いバッグを探していました。
Nina Ricci(ニナ・リッチ)のボストンフォルムのネイビー色のバッグをゲット。
ニナ・リッチ...これまで香水ぐらいしか縁がなかったので、これはマイ・ファースト?!
とにかく軽い♬
天気も良くなって気温も気持ちも高まって夏ソルド気分。
おまけのパリは「キヨスクで」をBelle et Bonneブログで♬
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-1018.html
<info>
Rick Owens(リック・オウエンス)
130-133 Galerie de Valois, 75001 Paris
01 40 20 42 52
https://www.rickowens.eu/en/FR
Nina Ricci(ニナ・リッチ)
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