Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

新玉コンフィとフロマージュ☆

新玉ねぎが美味しい季節なので、サラダや丸ごとローストでよく食べています。

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先日農園を営むTさんから「今朝採れたものです!」と畑から直送の新玉ねぎをたくさんいただきました。

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旬の果物と同様に季節のものがたくさん手に入った時は、コンフィチュール作り!(^^)!

と言う訳で泣きながら刻んだらお鍋に。

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しんなりするまでじっくり炒めたところで、

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まずは赤ワインビネガー、次に赤ワイン、キビ砂糖、ローリエ、グローブなどを順次入れて水分を飛ばしながらじっくり煮込んで、

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しっかり色がついたところで瓶詰めして完成☆

甘酸っぱい玉ねぎのコンフィは、パテやフォアグラテリーヌなどにとても合う(●^o^●)

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私の中でNo.1玉ねぎコンフィは、これこれ↑パリ6区にあったビストロ“Le Timbre”のもの。

現在も同名のお店はありますが、残念ながらシェフは交代し、お料理は以前とは別物になってしまいました。

なので、玉ねぎコンフィを作る時は、そんな昔懐かしい“Le Timbre”のものをイメージしながら再現に務めてます!(^^)!

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フロマージュ(チーズ)との相性もいい新玉コンフィ。

と言う訳で近所のワイン屋さんにチーズを買いに♬

お店のチーズ担当の方に新玉コンフィに合うものをいくつか教えていただきました。

まずは北海道・共働学舎新得農場の「シントコ」というハードチーズ。

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コンテとグリュイエールチーズを足して割ったような味わい。

放牧している春(5月)から秋(10月)のミルクを使い、約1年の熟成を経て作られるチーズだそう。

新得の地名はアイヌ語の「シントコ(宝物を入れる漆器)」に由来するという説もあるそうで、この土地に育まれたチーズという思いで名付けられたと。

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新玉コンフィに合う合う♡

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そのままでも美味しかったけれど、タルティーヌにもしてみた。

カンパーニュパンにクリームチーズを塗って、新玉コンフィ、そしてシントコを乗せて軽くトースト。

新玉の甘味、チーズの塩味、クリームチーズの酸味、これはなかなかのバランス!

K「これを思いついた私は天才だな♬」

夫「余ったものを載せただけ…」

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こちらはパリではわりとよく食べているチーズの一つサヴォア地方のReblochon(ルブロション)

見たところ熟成は浅めで食べやすそう。

「これ、是非フライパンで焼いて食べてみたください。コクも香りも増して生で食べるのとまた違いますから!」という店員さんのアドバイスに従い、

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焼いてみた。

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パリっとした表面、溢れる出るクリーム状になったチーズ、旨ッ!(^^)!

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「こうなると最後は青カビが欲しくなりますよね〜」と、めっちゃ笑顔の店員さん。

ま、確かにそうだけど…。

「青カビお好きならこちらがオススメ!」

という“Blue de Laqueuille”(ブルー・ド・ラクイーユ)、フランス・オーヴェルニュ地方のチーズ。

IMG_12531.jpg青カビの中では結構クセモノだと言われたけれど、塩味もそうキツくなく、思ったよりは食べやすい感じでした。

やはりフランスと比べると全般に軽めでクセのあまりないものが多い日本で買えるチーズたち。

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そしてチーズには白ワイン☆

ニュージーランドのBlack Estate(ブラック・エステート)のリースリング。

これまたコスパの高いワインで、チーズ&新玉コンフィと美味しくいただきました(●^o^●)

夫「で、結局チーズはこの3個?」

K「んー、あとタレッジオも買ったから4種類かな。小さいけど4つも買うとさすがに結構高かった。」

夫「日本じゃチーズは高いね〜」

À demain(^^)/ 

おまけをBelle et Bonne Blogで更新☆

今日は、「Sing Street♬」
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-1520.html
 

 

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KEICO

新潟県の旅館に生まれるも女将にならず、上京、進学、就職、まさかの出逢いと結婚。
約10年間のOL生活の後、2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆

そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

 

KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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