秋晴れのアミアンでデジュネ☆
初めて訪れたアミアンの街。
それまでの勝手なイメージではアミアンは大都会、工業都市、グレー色、雨が多め、寒い…という感じでしたが、この日はお昼前から気温も上がり青空に♫
明るく、のんびり、のどかな雰囲気にイメージは一変。
大聖堂の北側にあるSt-Leu(サン・ルー)地区の運河沿いはカフェやレストランがずらり。
そんなとこで何してんの?!と遠目に驚いたけど、それは人形でした。。
夫「Tシャツ着てない方がアートになるんじゃない?」
K「でも着てないと夜見たら怖いかも。川の中に誰かいる?!って感じで」
さて、お昼はどのお店にしよ〜?と、メニューとお客さんの入り具合をチェックして決めたのがこちら、La Bistouilleというお店。
そこで歩きながら気になっていたのが、ほとんどお店の前菜欄にあった“Ficelle Picarde”(フィセル・ピカルド)というもの。
お店の人に尋ねてみると、それはこの地方名物のガレット。
マッシュルーム、ハムのホワイトソース煮をソバ粉のガレットに包み、上からホワイトソース&チーズをかけたグラタン。
たっぷりのクリームで一見こってり重そうに見えたのですが、そのホワイトソースに酸味があって意外とあっさりと美味しい!!
こちらは魚のリゾット。
これまた見た目よりも軽めで食べやすい一皿。
ただいま私の中ではサーモンブーム☆
というわけで、サーモンバーガーを選んでみました。
一時期パリでサーモンばかり食べていたらちょっと飽きてしまったのですが、この秋サーモン愛復活?!
やはり欠かせぬポテト。
K「え…ここでそれ?!」
夫「絶対これ!」
なんの躊躇もなく、夫が選んだのはロニョン(Rognon de veau、ロニョン・ド・ヴォー)…。仔牛の腎臓。
夫「これは美味しいロニョン!臭みなし!」
と言うので一口食べてみたけれど、やっぱり腎臓らしさはありましたよ。。
でもそれが好きな人にはたまらぬロニョンの美味しさ。
食後のカフェにSpéculoos(スペキュロス)♫
カフェにはチョコよりヌガーより何よりこのスペキュロス(北フランス、ベルギーでは特にポピュラー)が添えられているのが私は一番嬉しい。
シナモン&クローブ好きなので、このスパイスの効いたクッキーが大好きなのです。
こうして今回も最後まで天気とグルメに恵まれた秋旅を満喫しました。
最近ではマクロン大統領の出身地として、また冒険小説「海底2万里」「80日間世界一周」「十五少年漂流記」の著者ジュール・ヴェルヌが半生を過ごした街としても知られるアミアン。
そのジュール・ヴェルヌが「賢くて落ち着いており、親しみやすくて、教養深い町」だと賞賛するこの町は、パリから電車で約1時間。
機会があればまた訪れたいです。
À demain(^^)/
☆おまけのパリをBelle et Bonne Blogで更新☆
今日は、「ヴァンドームに新名所」
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-1677.html
<info>
La Bistouille
61 Quai Belu, 80000 Amiens
03 22 91 38 91
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