A Perfect Sky☆
部屋の窓を開けるとスキー3日目にして雪が止み、晴天!
続々とホテルから人が出てきて朝の散歩。
みんな太陽を待っていた様子。
しかし、連日の大雪で雪崩リスクが最高に高まり、全てのリフトは運行見合せ。さらに隣り村への道路も除雪のため交通閉鎖。
となると、身動き取れずどこにも行けず。
「シモシモ〜(バブルか!)そっちどう?あっちどう?」(オーストリア語)みたいな電話をしているヘリー。
普段は9時スタートのスキーですが、2時間ホテルに待機で、一部のリフトが動き出したのは11時過ぎた頃でした。
ふふふ、スタートが2時間遅れってことは今日のスキーは2時間短い♬
ラッキー!と心の中でガッツポーズ。
君の胸で泣かない 君に胸焦がさない
I'm looking for a perfect sky♫ I'm looking for a perfect スカーアーーイ♬
と、BONNIE PINKの曲(懐かし〜)を口ずさむほど私はご機嫌。
この斜面が終わったら時間的にはあと1回登って終わり。
イエイっ!!と満面の笑みで自撮り(見えないけど)。
そして本日最後のリフトに乗り込むと、
H「今日は俺、午後1時以降フリーなんだけど。」
K「よかったね。ゆっくりできるね!」
会話終了。
夫「ケーコ、、たぶんヘリーは今日は休みだから午後も一緒に滑ろうって言いたいんだと思うけど。」
K「え…」
あなた達は長年連れ添った夫婦か?!と思ってしまうほど、すっかり意思疎通ができる夫とヘリーは、かなりお互いわかり合っている。
夫「ランチを挟んで15時か16時まで滑る?」
H「君たちがOKならそうしよう!いい天気だし、絶対気持ちいいよ♬」(嬉しそう)
K「じゃ、ランチはゲレンデのレストランで?」
夫「ヘリーはランチは普段はどんな感じなの?」
H「朝晩しっかり食べるからランチはりんごとかサンドイッチぐらいなもんで食べなくてもいいくらい。」
夫「じゃ、今日は僕たちもランチはスキップするよ。昨日パーティーで食べ過ぎたし。」
H「よし、決まり!」
まじか…
私はスキー後のランチを励みに頑張っているのに、、いとも簡単にその楽しみは消えてしまった。
こうしてヘリーに連れられるままにこんな山を何度も滑りました。
結局リフト運行が止まるまで、ランチ抜きで。
それにしても3日目は昨日までの雪、雨、風が嘘のように晴れ上がって空が青く眩しい!
今シーズンは去年より体を絞り、トレーニングもして臨んだ夫は絶好調で楽しげでした。
雪のコンディションが抜群に良いとヘリーもご機嫌でした。
私はぐったり疲れました。
ディナー前にスパに行くも泳ぐ体力はなく、寝椅子に横になりながらヘッドホンでリラックスミュージックが聞けるサウンドルームから動けず。。
K「ペディキュアするの忘れてた…。」
夫「ここのエステでやってもらえば?」
K「いや、、もうそんなものはいらない。体の深部までほぐすスポーツマッサージが一番!」
スパの後、ランチ抜きだったので早めにディナーに行くと、これまたお馴染みのヨーデル歌手のおじさん登場。
しかも毎年同じ格好だ…。
こちらのヨーデル歌手のおじさんは週に1度、ギターやアコーディオンを弾きながら生ヨーデルを披露して各テーブルを回ってくれます。
「マダム、リクエストは?」
と言われても、ベタな「エーデルワイスをお願いします」は言いたくないし、他に曲を知らないのでお願いできず。
吹奏楽団の演奏会の日はダイニングはとても賑やかに盛り上がったり、今年もディナーは毎晩いろんなイベントが催されています。
さて、ランチ抜きのせいで腹ペコディナーとなればメイン料理は肉料理をチョイス。
鴨をお願いしたのですが、
「マダム、お疲れの様子なので今日はスモールポーションにしておきました」
って、、たった一切れ、二口で食べ終わってしまいそうなサイズでサーヴされてしまった。
腹ペコなのにーー。
今日はことごとく私の思惑、希望が叶わなかったけれど、とりあえず雪雲が立ち去り、パーフェクトスカイで綺麗で気持ちよかった!
これからしばらくチュルスは晴れの予報です。
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