
オーストリアのスイーツ☆
日本の旅館の朝食も好きですが、ヨーロッパのホテルの朝食が大好き!
ソフトなだけのパンはほとんどなく、歯ごたえや小麦粉の風味を感じものが多いのです。
フランスのパンに比べるとクロワッサン、ブリオッシュもバターが控えめなので、軽くてヘルシー感のある滞在ホテルのパンたち。
中でも私はプレッツェル生地のパンが大好き。
何種類ものフルーツ搾りたてのフレッシュなジュース、中でも以前も書いてますが冷たいジンジャーティーがあるのがこの地方ならでは。
自家製のジャムやスプレッド、ハム&チーズと並べられると朝からなんとも豊かな気持ちになる。
そんな中、夫は去年から毎朝スペシャルな目玉焼きを楽しみにしている。
(先シーズンの様子は→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-644.html )
が、最初に困ったのは今年からシェフが変わり、卵料理を作ってくれるシェフに英語がほとんど通じないということ。
そんな中で身振り手振りで去年と同じものをなんとかオーダー。
最初は焼き加減も、具材のミックス加減もイマイチ好みではなかったらしいけど、毎朝ゆっくり伝えると彼は熱心にメモを取り、周りのスタッフに聞いたりしてなんとか夫のリクエストに応えようと頑張っていました。
(左は2日目、右は6日目のもの。私には同じに見えますけどねぇ。別物だそうです。)
そして3日目あたりからかなり美味しく、俺好みになったとご満悦。
ダイニングスタッフの皆さんもドイツ語ができない私達に英語が下手でごめんなさいと言うけれど、いつも一生懸命でありがたく、むしろ私の方が片言のオーダーぐらいはドイツ語でできたら、と思うようになってきました。
そうそう、旅先にも普段飲んでいる「ドイツ・マリエン薬局」のメディカルハーブティーを持参。
(生理不順、生理痛に効きます!)
私がティーパックを持参することもダイニングスタッフは知っているのでテーブルにつくとホットウォーターのセットを用意してくれます。
そのへんもつくづくこのホテルのサービスはスゴイと思う。
こうして朝ごはんも7時半からしっかり食べた後、朝一のゴンドラで。
K「今朝は朝ごはん食べ過ぎたー。お腹が重い。。」
H「何食べた?」
K「ヨーグルト、フルーツ色々、チーズ、カフェオレ、それとパン。」
H「パンはまさか白砂糖たっぷりの甘いの食べてないよな?」
(ヘリーはヘルスコンシャス、白砂糖、白い小麦粉のパンは嫌いです)
K「食べてません。」
H「グッ!甘々のパンは急に血糖値を上げるからよくない。血糖値は緩やかなカーブで上げた方がいいからね。」
なんて嘘だよーん。
朝からマーブルチョコのケーキ食べたよ。
ホテルのシナモンブレッドが最高でさー、自家製ピーナッツバターがこれまでの人生の中で一番濃厚で、その上に自家製ラズベリージャムを塗ったカイザーロールが美味しくて目が覚める♡
そんなものを連日食べてるとはヘリーには言えない。(嘘つきな悪い生徒でごめんなさい)
甘いものは元々好きなのですが、ここでのスキー中は特に欲しくなります。
そんな甘い話、これまた冬のバカンスブログではお馴染みですが、今年初めて読んでくださる方もいるかも?ということで、綴らせていただくオーストリアのスイーツ話。
週に一度、ディナーにデザートビュッフェが用意されるのですが、それ以外に毎日のランチ&ディナーのコース料理にはデザートがつきます。それは常に2種類あり、そのうち一つはオーストリアンデザート、もう一方は一般的なもの。
オーストリア単語はなかなか覚えられれないのに、デザートの名前だけは少しずつ覚えてきました。
この茶色いチョコレートの蒸しパンケーキは、Mohr im Hemd(モア・イム・ヘムト)!
「白いワイシャツを着たムーア人」という意味のお菓子で、フレッシュな生クリームをたっぷりのせていただく。
オーストリアの(というかこのホテルでしか知らないことだけど、、)生クリームはかなり美味しい!
風味はしっかり乳っぽいのに口当たりがとても軽い♬
夫「カロリーはそこそこあると思うよ。。」
K「んーー?何か言ってる?聞こえない。」
最近は都合の悪いことは聞かないことにした。
皇帝フランツ・ヨーゼフのお気に入りと言われるKaiserschmarren(カイザーシュマーレン)。
パンケーキを千切ったみたいなデザートで、生地自体には甘味はほとんどなく、モチっとした食感。
焼きたての温かいところにプラムのコンポートをつけながら。
夫「ソースは要らないな。」
K「いや、マスト!」
やはり疲れるせいかどんどん体が甘いものを欲するスキー合宿ですが、このスキーが終わると反動で一時的に私は甘いものを欲しなくなります。
ホテルのラウンジバーには毎日オーストリアの名物ケーキが並びます。
Sachertorte(ザッハトルテ)、Topfen(トプフェン)、Apfelstrudel(アプフェルシュトゥルーデル)が定番。
今回、初めて知ったのがずっとベイクドチーズケーキだと思っていたTopfen(トプフェン)(写真真ん中)というケーキ。
トプフェンとは、ミルクに酵素を添加し、乳酸発酵によりできた沈殿物を漉した乳製品の一種だそうで、オーストリアでは料理、パン、ケーキなどに幅広く使うそう。
そのトプフェンのケーキは見た目は重めですが、酸味が効いてて甘さは控えめで、オーストリアのケーキの中では異色の?軽さ。
そんなトプフェンのお皿画像を撮り忘れた駄目ブロガー。
でも一番好きなのは、やはりこれ。
基本的には夕方に毎日完売するApfelstrudel(アプフェルシュトゥルーデル)。
この一切れに林檎が何個入っているの?と思うほど、たっぷりの林檎とレーズン入りのホテル自家製のアプフェルシュトゥルーデルは滞在中に一度は食べておきたいものなので、ランチをスキップした日にバーで食べました。
三日月型のサクサクのバニラアーモンドクッキー「バニラキッフェルン」もオーストリア銘菓。
ルイボスティーと一緒にティータイム。
そんなティータイムを楽しむラウンジバーは居心地が良いので、みなさん長居。
景色を見ながら読書におしゃべり、PCをやったり、手紙を書いたり。
が、私にはそんな余裕はなく、持ってきた本は初日バスタイムに読んで以降は1行も読めてない…。
☆Belle et Bonne Blogも絶賛更新中☆
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