Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

絶品パンペルデュ@ル・ムーリス

友人たちとの楽しいディナーを終え、遅くにホテルに戻りました。

翌朝、ランニングシューズは忘れたので(これまた確信犯)私は一人朝寝坊。

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スッキリ目覚めたところで朝食をいただくためにメインダイニングへ。

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ヴェルサイユ宮殿の「平和の間」にインスパイアされたという絢爛豪華なレストラン、Restaurant Le Meurice Alain Ducasse(レストラン ル・ムーリス アラン・デュカス)。

名前のままにフランス料理界の巨匠アラン・デュカス氏監修の、シェフはJocelyn Herland(ジョスラン・エルラン)氏が務めるレストランで、2018年版ミシュランガイドでは2つ星を獲得しています。

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こちらはパリの重要文化財にも指定されており、何度来てもその雰囲気にはうっとり♡

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壁や暖炉、見上げた天井に描かれたフレスコ画などはフランスの伝統建築様式のクラシカルなものですが、その中にAristide Najean氏のオブジェ(ムラーノグラスの帆立貝)やEero Saarinen氏のチューリップチェアなどのモダンなものをミックス。

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席について取り敢えずジュースとカフェオレをお願いしたところで、最初に運ばれて来たのはパンとコンフィチュール&バター。

コンフィチュールはChristine Ferber(クリスティーヌ・フェルベール)のもの。

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出たっ♡ 去年も美味しくて感激したクグロフ。

クグロフと言えば、マリー・アントワネット。

マリー・アントワネットは朝食にクグロフを食べていたと言われていますが、こうしてヴェルサイユ宮殿の「平和の間」を模した空間でいただくクグロフとは、

K「まさにアントワネット気分♬」

夫「浪費癖出すなよ…」

しょぼん。。

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そのまま食べて十分美味しいのですが、私達のテーブル担当のギャルソンの方が

「このクグロフには、フランボワーズのコンフィチュールをつけるのがオススメ!」と。

確かに酸味が加わって益々美味しくなりました。

IMG_3426.jpg卵料理は迷いながらも夫は去年と同じサーモンのエッグベネディクト。

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「黒胡椒をいかがでしょう?」と、またまたギャルソン。

今回担当してくださったギャルソンの方は、お天気の話からパリのオススメ展覧会情報、クリスティーヌ・フェルベールのコンフィチュールのお話などを丁寧に説明してくださり、とてもフレンドリー。

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私はプレーンなオムレツをオーダー。

一度星付きレストランのオムレツを食べてみたかったのです。

当然焦げ目など全くなく、綺麗な黄色で中は程よい柔らかさ。

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そしてギャルソンの絶対的オススメな一品! 

“Pain Perdu”(パン・ペルデュ=フレンチ・トースト)がたっぷりのバニラクリームと一緒に運ばれてきました。

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比較対象が無いのでそのパンの大きさが伝わりづらいのですが、かなり大きめでお皿いっぱいに広がるサイズのブリオッシュです。

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生地全体はシロップが染み込み、下にした片面だけをキャラメリゼ。

そのキャラメルの甘さと香ばしさに香り高いぽってりしたバニラクリームを載せて、おいし〜を連発しながら朝から幸せ♡とペロリといただきました。

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優しい語り口と艶々のお肌が印象的なギャルソンの方のお陰もあって、美味しく楽しいプチデジュネを満喫。

こうしてゆっくり遅めの朝食の後、チェックアウト。

一泊は本当にあっという間でしたが去年同様にかなりの気分転換、リフレッシュな滞在となりました。

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お土産にはレザーのパスポートケースまでいただきました。

チェックアウトの手続きへ行くと

夫「全くお金を使ってないから支払い請求ゼロでさ、なんか申し訳ないからアフタヌーンティーの予約をしたよ…。あんまり俺としては興味ないんだけど、とても人気だとはレセプションの人も言ってた。人気なの?」

K「そりゃも〜、パティシエのセドリックさんが最近いろんな賞を総ナメしてて、そんな彼のケーキが食べれるアフタヌーンティーは頻繁に雑誌にも載ってるよー。随分前から行きたかった場所の一つ!」

と言うわけで、思いがけずアフタヌーンティー@ル・ムーリスの機会ができてご機嫌です♬ 

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<info>
Le Meurice
228 Rue de Rivoli, 75001 Paris
01 44 58 10 10

KEICO

新潟県の旅館に生まれるも女将にならず、上京、進学、就職、まさかの出逢いと結婚。
約10年間のOL生活の後、2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆


そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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