シチリアのカザレッチェ☆
先日、本の間からパラリと落ちたフランス・バスク地方の写真をアルバムにしまおうと本棚のアルバムを開いたらハマった…。
どのへんがバスク旅行だったのか探し始め、見始めたら止まらなくなり、気がついたら小一時間ぐらい見入っていました。
シチリア島タオルミーナは空の青、海の蒼がサファイアの様に本当に美しかった!
真冬でも日差しが眩しく、日中はコートでは汗ばむほどの晴天続きの1週間でした。
年末年始だったのであちこちにサンタが飾ってあったのですが、中でもこの民家のサンタは視線が地面に向いて、ちょっと困った顔がとてもリアルで笑ってしまった。
そしてとにかくシチリア郷土料理が美味しく、レストランやトラットリアを出るとお腹をさすって「美味しかった〜!!」を連発でした。
今思えばこれがシチリア料理が好きになるきっかけとなった旅。
そんなことを思い出した後、来年こそ冬はスキーではなく、シラクーサに行こうよ!と夫にブツブツ言いながらボンマルシェでショッピング。
お昼時に館内のレストラン入り口のメニューをチェックすると、シチリア名物のパスタ“Casarecce”(カザレッチェ)があるではないか♡
「ここで食べます!」と即決し、久しぶりに“Primo Piano”(プリモ・ピアノ)でデジュネとなりました。
いつも通り窓辺のテーブルへ。
窓越しに見えるのは、小さな公園Square Boucicaut(ブシコー広場)。
雨雲の空は暗く、こんな空を見ていると、
K「益々シチリアの青空が見たくなるよねー!」
夫「チュルス(雪山オーストリア)の空も青いぜぃ♪♪」
と、「暖かいな今日は♬」(かなりの暑がり…)と氷のゴロゴロ入ったブラッドオレンジを使ったシチリア風カクテルを飲む夫。。
まん丸でかなり大きめのオリーブがイケる!
そしてカボチャの“Casarecce”(カザレッチェ)。
「カザレッチェ」は、シチリア生まれのショートパスタ。
イタリア語で「自家製、家庭の」という意味で、伸ばしたパスタを指2本でつぶしながら巻き込むようにして成形するのだそう。そのS字になった溝にソースがよく絡みます。
本来のシチリアではトマト、茄子、カジキマグロなどと合わせて食べることが多いパスタ。
こちらはトマト・ハム・ナスのタリアテッレ。
ところで昔のアルバムを見ていると、管理するにもそれなりに場所も取るし普段はなかなか見ないし、今後はやはりデータ管理かな…とも思う反面、ずっしり重いアルバムを取り出して、めくる行為そのものが楽しく、アナログ人間な私はこの手触り感が好きなのだな…と実感。
アルバムに限らず、洋服などもネットで買うより実物を直に見て触れてどう感じるかが肝だったりもするし。。
食後は本場イタリア風にエスプレッソはシングルサイズで。
この苦味に砂糖をちょっと多めに入れてデザート気分でいただけば、気分はシチリア!?と無理矢理に明るく眩しい空を妄想しながら楽しんだ週末デジュネでした。。
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